アジアカップでの得点量産を誓う岡崎 [写真]=小林浩一
日本代表は30日、来年1月9日からオーストラリアで開催されるアジアカップに向けた国内合宿2日目の練習を実施した。午前中にフィジカルテスト、午後は約90分間のトレーニングを行った。練習後、マインツ所属のFW岡崎慎司が記者団の取材に応えている。
今シーズンも、ブンデスリーガで8ゴールをマークし、マインツをけん引する岡崎。ブラジル・ワールドカップの悔しさを胸にリーグ戦に臨んでいたことを明かし、「自分の中では、サイドじゃなくて1トップの中央で勝負するっていう考えがあり、(カスパー・ヒュルマン)監督もそこで使ってくれて、それに最初から応えられていた」と、リーグ前半戦に手応えを感じている様子。
ここまで出場した16試合全てでフル出場を続けていることに関して、「チーム状況もあるけど異常だと思う」と話し、その要因としては「スタートダッシュが利いていた思う」と、最初の5試合で5ゴールを決めたことや、第3節のヘルタ・ベルリン戦のように試合終盤にゴールを決めたことにより、ヒュルマン監督からの信頼を得られたと振り返った。
連覇に向けたアジアカップについても、自身がこなすべき仕事は「90分間自分がゴールを取る動き」と明言。続けて「もちろん攻守で貢献はするが、やっぱり決めるべきところを決めるのが一番大事なこと」とゴールの重要性を語り、「短期決戦でどれだけ自分が本領を発揮できるかというか、調子がいい時の『絶対に(チャンスを)見逃さない』プレーをやれるかですね」と、代表でも得点を量産することを誓っている。