前日練習を行う日本代表MF香川真司(中央)[写真]=リアル・フォトグラフィ 近藤 宏樹
日本代表は17日、キリンチャレンジカップ2014のオーストラリア代表戦に向けた前日練習を行った。
ドルトムント所属のMF香川真司は、セレッソ大阪時代の本拠地・ヤンマースタジアム長居での試合に、「気分は良いし、楽しみです。やっぱり4年間やったスタジアムなので帰ってきたというか、ホームな感じがします」とコメント。「良いイメージは常に残ってますし、そういうイメージは他のスタジアムよりはあります」とアギーレ体制での初ゴールへイメージを膨らませた。
香川は、14日に行われたホンジュラス戦にインサイドハーフで出場。「明日は特にタフな戦いになると思うので、ゴール前へ走り込んでいくタイミングとスピードはしっかり意識してやっていきたい」とゴールへの執着心を見せ、「両サイドだったり、ホンジュラス戦で(本田)圭佑君が持ったときに中に切り返して左足でボールを受けたようなシーンがすごく増えてきやすいんじゃないかと思っている。そういう場面をどこまで増やせていけるかだと思うし、10本あったら10本ペナルティエリアに入るくらいの運動量を意識をしてやっていきたい」と意気込みを語った。
オーストラリア代表には、クラブのチームメイトであるミチェル・ランゲラクが選出されており、香川は「出たら楽しみですけど」と対戦に期待を寄せながらも、「誰が出るにしろ、明日しっかりと結果を残すことしかない。チームが勝つために貢献できて、それで結果がついてくれば一番いいと思います」とあくまで勝利にこだわる姿勢を見せた。