新潟での合宿に参加するDF長友佑都 [写真]=嶋田健一
日本代表は9日、キリンチャレンジカップ2014のジャマイカ代表戦に向けた前日練習を、試合会場のデンカビッグスワンスタジアムで行った。
前日練習を終え、インテルに所属するDF長友佑都は「前回やった戦術だったり戦い方をまたプラスアルファでいろいろ監督も戦術をみんなでやれたんでよかった」とコメント。守備の確認については「どこでボールを取り切るか、状況によっては引く場面もあるし、状況によっては前から取りに行く。そういう確認はできました」と明かしている。
しかし、「試合では相手の動きを含めて全て変わってくるんで、そこはやっぱり臨機応変にピッチにいる選手が主導権を持ってやっていかないとなかなか試合って言うのは難しいかなと思います」と選手たちが自主的に考え対応することが重要だと語った。
ドルトムントに所属するMF香川真司がインサイドハーフでのプレーとなり、今までの縦の関からが変わってくるが長友は「僕は真司を気持ちよくプレーさせる。それがやっぱり日本代表チームのために絶対、一番大事なことになってくる」と、香川の重要性を語り、「彼の好きなプレーだったり、どの位置でボールをもらうのが好きかっていうのは僕も4年以上ですかね、一緒にやってきて分かってるつもり」と、今までの関係から培った経験を活かすことを明言。
さらに「彼が消えちゃうと日本代表として特徴を出せないし、それはワールドカップでも学んだ部分でもある」と香川がチームに欠かせない存在だとし、「彼を生かして、そして自分も彼に生かされる、生かしてもらう、そういう部分で意識していきたいです」と香川とのコンビネーションに意欲をみせた。
日本代表は、10日に新潟で行われるジャマイカ戦後、14日にシンガポールでブラジル代表と対戦する。