『俺ガゼッタ』のMOMに選出された日本代表FW武藤嘉紀(右)[写真]=Getty Images
キリンチャレンジカップ2014が9日に行われ、日本代表とベネズエラ代表が対戦。アギーレ体制下で代表初招集となったFC東京所属のFW武藤嘉紀が初ゴール、鹿島アントラーズ所属のMF柴崎岳も日本代表初得点を決めたが、ウルグアイ戦に続きミスからの2失点で、2-2の引き分けに終わった。
試合後、サッカーキングでは『俺ガゼッタ』と題し、各ユーザーに採点してもらった。
アギーレジャパン第1号ゴールを決めた武藤が、チーム最高点の「6.9」(最高点10、最低点1)を獲得。2試合連続でマン・オブ・ザ・マッチに輝いた。武藤同様に、日本代表初得点を挙げた柴崎は「6.8」、その柴崎のゴールをアシストしたマインツ所属のFW岡崎慎司が「6.2」の高評価を得た。初勝利がお預けとなったハビエル・アギーレ監督には「5.4」と及第点がつけられている。
各選手の採点とユーザーからの主な寸評は以下のとおり。(※10日の12時現在。最高点10、最低点1)
■ハビエル・アギーレ監督
採点:5.4(投票数:1084)
主な寸評:後半の采配は的中したが、交代枠を活用できていない。勝利が欲しかった。
■川島永嗣(スタンダール・リエージュ/ベルギー)
採点:4.2(投票数:1134)
主な寸評:何本か好セーブもあったが、ファンブルはいただけない。プレーの範囲が狭い。
■長友佑都(インテル/イタリア)
採点:5.9(投票数:1073)
主な寸評:よく動いていた。突破は相変わらず良い。豊富な運動量で攻守に貢献し、岡崎へのおしいクロスもあった。
■吉田麻也(サウサンプトン/イングランド)
採点:5.7(投票数:1074)
主な寸評:リーダーシップを発揮していた。比較的安定したプレーだった。守備の中心として及第点。
■水本裕貴(広島)
採点:4.6(投票数:1078)
主な寸評:不用意なスライディングだった。しっかり出来ていただけにミスが悔やまれやる。
■酒井高徳(シュトゥットガルト/ドイツ)
採点:5.2(投票数:1068)
主な寸評:クロスの精度を欠く場面が多かったが、攻撃に守備に走り回り本田の負担を軽減。
■森重真人(FC東京)
採点:5.5(投票数:1047)
主な寸評:アンカーとしての役割は果たしたが、ボランチとしては物足りない。攻撃につなげる動きがほしい。
■細貝萌(ヘルタ・ベルリン/ドイツ)
採点:5.5(投票数:1056)
主な寸評:よく走り献身的にプレーしてた。もう少し攻撃の絡みが欲しかった。
■田中順也(スポルティング・リスボン/ポルトガル)
採点:4.1(投票数:1058)
主な寸評:短時間すぎて評価できない。ボールに触れる回数が少なかった。
■柴崎岳(鹿島)
採点:6.8(投票数:1192)
主な寸評:ボレーでの得点は見事だった。視野の広さとテクニックは将来性を感じさせる。初出場を感じさせない落ち着き。
■岡崎慎司(マインツ/ドイツ)
採点:6.2(投票数:1127)
主な寸評:ハードワークで仲間を生かし、結果的にチャンスを演出していた。的確なクロスでのアシストや前線からの守備などがよかった。
■本田圭佑(ミラン/イタリア)
採点:5.7(投票数:1190)
主な寸評:キャプテンの自覚も見えた。FKは本当に惜しかった。ボールキープや運動量で貢献。
■大迫勇也(ケルン/ドイツ)
採点:5.7(投票数:1133)
主な寸評:ポストプレーで貢献。前線で体を張り、当たり負けせずいろんな所に顔を出していた。柿谷とのコンビネーションは新鮮だったが決定機はなし。
■柿谷曜一朗(バーゼル/スイス)
採点:5.4(投票数:1162)
主な寸評:前線からのプレスに貢献。大迫とのコンビネーションは素晴らしかった。裏やスペースへの動きで相手を翻弄していた。チャンスをものにできなかったのが残念。
■武藤嘉紀(FC東京)
採点:6.9(投票数:1298)
主な寸評:得点シーンのドリブルは日本人離れしたものが見られた。途中出場でチームに活力を与えた。攻撃に対する姿勢、連携、決定力は試合で一番長けていた。