横浜に移動し、練習を行った日本代表の細貝萌 [写真]=小林浩一
日本代表は7日、キリンチャレンジカップ2014に向けた合宿7日目の練習を横浜市内で行った。約90分間の練習では、11対11の紅白戦も実施。9日に行われるベネズエラ代表戦を控え、調整を進めた。
記者団の取材に応じたヘルタ・ベルリン所属のMF細貝萌は、「普段のアンカーだったり、2ボランチの位置より若干高い位置に行けるところもある」と、いつものポジションより広い範囲を求められていることを明かしており、「高い位置でボールを奪って攻撃につなげていくことだったり、当然ビルドアップに関してももうちょっとやらなきゃいけない」と代表での課題を語っている。
また、アルベルト・ザッケローニ前監督とハビエル・アギーレ新監督との違いについて問われると、「ザッケローニさんの時はあんまり長い時間、毎試合毎試合プレーする時間がなかったですし、当然ワールドカップにもブラジルにも行ってないので、何とも言えないですけど」と前置きをするが、「当然監督が変わればチームの色も変わっていくと思うので。これからどんどんどんどん時間を重ねていくごとに、(アギーレの戦術が)どんどん浸透していくのかなと思います」と今後を見据えた。そして、「監督が求めるサッカーをどうにか表現ようなプレーがどんどんできればいいのかなと思います」と意気込みを語っている。
日本代表は9日に横浜で行われる親善試合で、ベネズエラ代表と対戦する。