練習中、親指を立てる仕草を見せたアギーレ監督 [写真]=兼子愼一郎
日本代表は1日、キリンチャレンジカップ2014に向けた合宿初日の練習を行った。
8月に就任したハビエル・アギーレ監督のもと、はじめて行われた練習には16選手が参加。所属クラブでの試合の関係から、川島永嗣と長友佑都、酒井宏樹、田中順也、岡崎慎司、本田圭佑、柿谷曜一朗の7選手は合流しておらず、長谷部誠は左ひざの違和感から別メニューだった。
今回の代表には、26日のMKドンズ戦で脳震とうを起こしたドルトムント所属(試合時はマンチェスター・U所属)のMF香川真司が招集見送りとなった。アギーレ監督は、「代表に入っていない選手についてはあまりコメントしたくない。しかし、この前の会見でも言ったが、香川はもともと呼ぶつもりがあった。けがで外しただけなので、コメントできる」と前置きした上で、古巣ドルトムントへ香川が移籍したことについて、「自分でプレーして成功したクラブに求められたことで、いい移籍だと思う。そして、彼が指導を受けて成長できた監督に呼ばれ、プレーする時間も長くなることだろうから、それは代表にとってもいいこと」と話し、日本代表へもプラスになる移籍だと、好意的な意見を述べている。