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日本が試合支配も前半はスコアレス…ギリシャは退場者出し数的不利に

2014.06.20

ドリブルを仕掛ける本田 [写真]=Getty Images

 ブラジル・ワールドカップのグループリーグ第2節が19日に行われ、グループCでは日本代表とギリシャ代表が対戦した。

 初戦をともに落とした両者。日本はコートジボワール戦から先発2選手を入れ替え、香川真司に代わり大久保嘉人森重真人に代わり今野泰幸が先発。川島永嗣内田篤人吉田麻也長友佑都山口蛍長谷部誠岡崎慎司本田圭佑大迫勇也がスタメンとなった。ギリシャも同じくコロンビア戦から2選手を変更。ディミトリス・サルピンギディスとテオファニス・ゲカスに代わってコンスタンティノス・ミトログルとイオアニス・フェトファツィディスが入った。

 試合は開始2分、大久保が右サイドを突破すると、マイナスのボールに山口がミドルレンジから狙い、ファーストシュート。これはDFに当ててしまった。序盤から日本がボールを支配し、ギリシャが速攻を狙う展開に。19分に日本は、右サイドの内田のグラウンダーのクロスから大久保が落とし、大迫がミドルシュートを打つが、GKオレスティス・カルネジスの手に収まった。

 21分には大迫が左サイドの高い位置でボールを奪い、ゴール45度の位置からシュートしたが、カーブが掛かった弾道はわずかにゴール右へそれた。ギリシャは27分、ヨアンニス・マニアティスが右サイドで仕掛け、ペナルティエリア内からシュートするが、今野がスライディングでブロック。

 日本は29分、ゴール正面やや右で大久保が倒されてFKを獲得。本田が直接狙ったが、壁を越えたボールはGKカルネジスが防いだ。33分、左サイドから長友がクロスを送ると、大久保が合わせたが、枠を越えた。

 ギリシャは35分にトラブル。ミトログルが腰を痛めてゲカスとの交代を強いられる。38分には日本に追い風が吹く。長谷部を倒したコンスタンティノス・カツラニスにこの試合2度目の警告が提示されて退場に。日本は数的優位を得る。

 1人少なくなったギリシャは40分、ゴール正面やや右からヴァシリス・トロシディスがシュートするが、GK川島が左手で弾き出す好守を見せる。ギリシャは直後、フェトファツィディスを下げ、ゲオルギオス・カラグニスを投入して陣形を整える。前半は日本がボールを支配するもスコアレスで終える。

【スコア】
日本 0-0 ギリシャ

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