2014.06.11

必ず調子上げてくると確信のザック、初戦のキーマンはズバリ本田

本田圭佑
ブラジルW杯での活躍に期待がかかる日本代表MF本田圭佑 [写真]=Getty Images

 7日に決戦の地・ブラジル入りしてから早くも3日が経過した日本代表。ブラジル・ワールドカップ初戦、コートジボワール戦(レシフェ)まであと4日と迫っているが、アルベルト・ザッケローニ監督はあえて10日のトレーニングを休みにし、選手たちにリラックスする時間を与えた。情報を求めるメディア向けに記者会見を行い「この休みはかなり前から決まっていた。ここまでやってきた負荷と初戦を考えて、ここでオフを入れることでコンディションが向上する」と異例の休みを入れた理由を説明した。

 その会見の中で、本田圭佑(ミラン)のコンディションに関する質問が飛び出した。今年1月に移籍したミランでは思うような活躍を見せられず、日本代表合流後の5月27日のキプロス戦(埼玉)、6月2日のコスタリカ戦、6日のザンビア戦(ともにタンパ)では徐々に動きはよくなっているが、まだ重さが感じられ、ボールを失うシーンも好調時よりは多い。本人は「(僕のことを心配だと)言ってる人は僕に求めてることがすごく高いんでしょうから、そういう人には大会が終わってまた感謝したいなと。逆にこれでよしとしてる人には、『本田圭佑はこれ以上もっといいパフォーマンス出せるよ』ってところを見せていきたいし。どちらに対しても、いい意味でサプライズを起こせるといいと思います」と周囲の懸念を一蹴しているが、ザッケローニ監督も彼がベストの状態を取り戻してくれるという期待は大きい。

「本田圭佑は、最高のコンディションに持ってきてくれることを監督としても祈っている。ミランはビッグクラブで、そのビッグクラブが苦しんでいて、内部事情もなかなか落ち着かない状況で、監督も変わったりした。そういった状況で難しいシーズンだった。彼はピッチ上のパフォーマンスだけでなく、ピッチ外でも非常に頭がよく、状況を即時に把握できる選手。しっかりとしたパーソナリチィも持っている。この4年間、代表チームに貢献してきてくれたものをそのままワールドカップでも期待したいですし、徐々に大会が進むごとにパフォーマンスを上げていく可能性が高いと思っています」と大会が進むごとに輝きを増していくと指揮官は確信しているようだ。

 そのためにも、1つでも先のステージに進まなければならない。まず重要になるのが初戦だ。4年前の南アフリカ・ワールドカップ初戦、カメルーン戦(ブルームフォンテーヌ)で決勝点を叩き出した本田には、その試合での勝利の重要性が誰よりもよく分かっているはず。チームが極限の状態に追い込まれた時、ここ一番の力を発揮するのは、やはり本田だ。本田の一発が出て、初めて日本は躍進への一歩を踏み出すはずだ。

「本田がしっかりボールをキープできないと苦しくなる」と南アフリカ大会で本田とともに戦った代表選手たちもエースの存在価値の大きさを認めていた。その本田が4年前より成長した姿を世界に示すことができるのか。そこがコートジボワール戦の最大の見どころだろう。

文=元川悦子

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