国際親善試合が6日に行われ、日本代表とザンビア代表が対戦。日本は前半に2点を先制されたものの、FW本田圭佑の2得点とFW香川真司の得点で逆転すると、一時は追いつかれたが、後半開始時からピッチに立ったFW大久保嘉人の決勝点で4-3と競り勝った。
MF遠藤保仁に代わり、後半アディショナルタイムから出場したMF青山敏弘は、ボールを受けると同時に前線へロングパスを蹴り出し、大久保が絶妙のファーストタッチから左足でシュートを決め逆転に成功。見事、決勝点をアシストし勝利に貢献した青山は、「やっぱり裏に走ってもらえないと自分のよさは出ない。やっと自分のよさを出せた」と得点シーンを振り返った。
大久保との連係については、「なかなかあの状態から裏に走ってくれる人はいないと思う」と話し、「状況的にあれしかなかったと思う。そんな状態で、求められたことをやるというのはなかなか難しいですけど、今日はそれができた。やるべきことやった結果だと思います」と、限られた時間でのパフォーマンスに満足感を示した。