本田(中央)とともに前日練習を行う香川(右) [写真]=山口剛生
26日、ブラジル・ワールドカップに臨む日本代表は、キプロス代表と対戦する「キリンチャレンジカップ2014」の前日練習を、試合会場の埼玉スタジアム2002で行った。
マンチェスター・U所属のMF香川真司は練習後、記者団の取材に応じた。
フィジカルトレーニングを中心に厳しい練習を消化した指宿合宿直後の試合となるが、「キャンプであれだけ追いこんで試合を迎えるっていうのは、なかなかないことですし、それが日本代表って意味ではなかなか自分も経験ないし、周りも経験ないので、コンディション面ではしっかりと気を使いながらやらないといけない」とコメントすると、「日本を背負って戦う試合の1つでもあるので。ファンは期待してくれていると思っているし、それに応えられるような結果を残して、ワールドカップをみんなで応援してもらえるように、それくらいのサッカーを見せられるように。コンディション的にはすごくハードな中での試合ですけど、その中でどこまでできるかっていうのを1人1人準備してやっていきたいと思います」と続け、キプロス戦へ向けて気合いを込めた。
25日に発表された本大会での背番号では、以前から着用していた「10」を背負うことが決定。「すごく責任を感じます。ただ世界のどの国のどのクラブの選手も一緒で、それはすごくやりがいを感じることですし、そこで結果を残す選手が世界のベストプレーヤーだと思うので、そういうプレッシャーの中で自分は打ち勝っていかないといけないし。そういうのを背負えることに感謝して、誇りに思っています」と、背番号「10」の重みを口にするとともに、気持ちを高めている。