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「ロンドン世代が主力を脅かす存在に」と決意を誓った酒井高徳/欧州組自主トレ3日目

練習でダッシュする酒井高徳

 16日からスタートした2014年ブラジル・ワールドカップ本大会に向けた欧州組の自主トレーニング(東京都内)が3日目に突入した。この日も前日同様、負傷を抱える酒井宏樹(ハノーファー)だけは別メニュー調整となったものの、長谷部誠(ニュルンベルク)、内田篤人(シャルケ)、吉田麻也(サウサンプトン)、香川真司(マンチェスター・U)、岡崎慎司(マインツ)、清武弘嗣(ニュルンベルク)、大迫勇也(1860ミュンヘン)、酒井高徳(シュトゥットガルト)が1時間半にわたって四角形でのパス回し、長短のダッシュ、ハーフコートを使った8人でのボール回しなどを消化した。

 練習後には大挙して集まったサポーターに選手たちがサインをするサービスも盛り込まれた。テレビカメラを預けられた吉田が、内田や長谷部らがサインをするところを撮影するという茶目っ気たっぷりのシーンも見られ、場が大いに和んだ。さらにスタッフの子供を抱きながら笑顔を見せる香川の姿もあり、シーズン中や代表戦の最中とは違った選手たちの一面を垣間見ることもできた。

 練習後には酒井宏樹、清武、酒井高徳の3人が報道陣の取材に答えた。4年前はサポートメンバーとして南アフリカに帯同した経験のある酒井高徳は「4年前はみんなと一緒に練習してプレー面やピッチ外での行動、雰囲気なども肌で感じられた。それはすごく勉強になったし、ワールドカップのような一発勝負の大会は雰囲気がすごく大事。どれだけチームがまとまれるかが大切」と一体感の重要性を改めて強調していた。

 彼自身は内田と長友佑都(インテル)という絶対的存在の前になかなかレギュラーポジションを奪えずにいる。その状況は酒井宏樹や清武など他のロンドン五輪世代も同じだ。そのことを日頃からみんなで話していると言い「僕たちの世代がA代表でも中心にならないといけない。僕らが緊張感をもたらすことでチームのレベルも上がるし、競争も激しくなる。スタメンの選手たちを脅かせる存在にならないと」と彼自身は虎視眈々と定位置を取りに行く構えだ。

 内田が万全でないということもあり、右サイドで出場する可能性もある。その場合は昨シーズンまでシュトゥットガルトでチームメートだった岡崎とのタテ関係を形成することもありえる。その岡崎が今シーズンのブンデスリーガで15ゴールを挙げたことを酒井高徳も頼もしく感じているという。

「点と取ることが慎司さんの武器でありストロングポイント。マインツと対戦した時もごく普通の動きをしていると思った。それくらいできて当然だと思う」と頼れる先輩の存在を心強く感じているという。その岡崎と息の合った連係を見せられるか…。彼のブラジルでの挑戦はこれからだ。

文・取材=元川悦子

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