日本サッカー協会は18日、6月に開幕するブラジル・ワールドカップに向けた事前合宿に、トレーニングパートナーとして2020年に行なわれる東京オリンピックへの出場資格のある高校生年代の2選手を帯同させると発表した。
2選手は、ワールドカップ開幕前の国内合宿とアメリカ遠征まで参加するが、ブラジル国内合宿と本大会には帯同しない。発表の際、日本サッカー協会の専務理事を務める原博実氏は、「今回は選手バスに乗るにしてもADがないと乗れないなど、制限が前回よりも厳しい」とコメント。前回のサポートメンバーとは異なり、本大会には帯同させない理由を明かした。
また、原氏は「東京オリンピックがあることは決まっているし、そこに繋がる世代を連れて行く。結構、能力のある選手は多いので、(代表)選手がけがして練習にコーチが入るというよりはいいだろうと、現場にも理解してもらった」と帯同させる意義を語った。
日本代表は、5月27日にキプロス代表と埼玉スタジアム2002で対戦。6月2日にコスタリカ代表、同月6日にザンビア代表とそれぞれアメリカ国内で対戦する。