鮫島彩(左)が競り合う。なでしこジャパンはカナダに敗れ、アルガルベ杯は6位で終了 [写真]=Getty Images
アルガルベカップ2018の5位決定戦が7日に行われ、なでしこジャパン(日本女子代表)がカナダ女子代表と対戦した。
なでしこジャパンは2月28日に行われた第1戦ではオランダ女子代表に2-6と敗れたものの、今月2日の第2戦、アイスランド女子代表戦では2-1と勝利を収めた。そして第3戦ではデンマーク女子代表に2-0と勝利。グループCを2勝1敗で終え、5位決定戦に臨むこととなった。
なでしこジャパンは鮫島彩、熊谷紗希、有吉佐織、阪口夢穂、岩渕真奈らが先発メンバーに名を連ねた。強い雨が降る中で行われた一戦、なでしこジャパンは20分に先制点を許してしまう。ペナルティーエリア左側でジャニーン・ベッキーにシュートを打たれると、中島依美がブロック。しかしこぼれ球の行方を見失い、プレーを止めてしまう。すかさずベッキーにシュートを打たれ、強烈な一撃をゴール右隅へ突き刺された。前半は0-1で終了した。
反撃に転じたい後半だったが、なでしこジャパンは立ち上がりに失点。50分、ペナルティーエリア中央へのこぼれ球に熊谷が反応してカバーに入ったが、GK山下杏也加もキャッチを試みて飛び出してきていた。相手選手のプレスを受ける中、最終的に熊谷がドリブルで横へスライドして難を逃れようとしたものの、アシュリー・ローレンスにボールタッチを許し、無人のゴールへ流し込まれてしまった。
試合は0-2で終了。なでしこジャパンは最後まで反撃できずに5位決定戦に敗れ、参加12カ国中6位で大会を終えることとなった。今大会は4試合で2勝2敗、6得点9失点という結果だった。
【スコア】
なでしこジャパン 0-2 カナダ女子代表
【得点者】
0-1 20分 ジャニーン・ベッキー(カナダ女子代表)
0-2 50分 アシュリー・ローレンス(カナダ女子代表)
By サッカーキング編集部
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