優勝を喜ぶ日テレ・ベレーザ [写真]=岩井規征
2015プレナスなでしこリーグのエキサイティングシリーズ(ES)上位リーグ第4節が31日に行われ、日テレ・ベレーザとジェフユナイテッド千葉レディースが対戦した。
勝点12でES首位の日テレ・ベレーザは、前節のアルビレックス新潟レディース戦で劇的な勝利を収め、ES優勝に王手をかけた。今節のジェフL戦で勝点3を獲得すれば5年ぶり、13度目の優勝が決まる。一方、ジェフLは今節の日テレ戦と最終節の新潟L戦で勝利を収め、日テレが最終節で敗れることが優勝の最低条件となる。
試合は開始早々の4分、日テレの長谷川唯がゴールを決めて先制に成功した。さらに28分には中里優が追加点を挙げ、日テレがリードを2点に広げた。
得点がほしいジェフLは58分に鴨川実歩を、76分に小澤寛を投入して前線の枚数を増やしたが、最後まで日テレのゴールを割ることはできなかった。このまま2-0で日テレがジェフLを下し、ES優勝を果たした。日テレはレギュラーシリーズも制しており、現行方式に変更後初の両シリーズ優勝、完全制覇を成し遂げた。
11月8日に行われる最終節で、日テレはINAC神戸レオネッサと、ジェフLは新潟Lとそれぞれホームで対戦する。
【スコア】
日テレ・ベレーザ 2-0 ジェフユナイテッド千葉レディース
【得点者】
1-0 4分 長谷川唯(日テレ・ベレーザ)
2-0 28分 中里優(日テレ・ベレーザ)