神戸とスタッド・ランスが対戦した [写真]=Getty Images
『スタッド・ランス Japan Tour 2024』が3日に行われ、ヴィッセル神戸とスタッド・ランスが対戦した。
スタッド・ランスは2-0で勝利した7月31日のFC町田ゼルビア戦からスターティングメンバーを1人変更。FW伊東純也とFW中村敬斗は4試合連続の先発出場となった。対する神戸は、7月27日に行われたトッテナム戦から先発を6人変更し、佐々木大樹やジェアン・パトリッキらがスタメンに名を連ねた。
前半は拮抗した展開のなかで神戸がより多くのチャンスを生み出す。神戸は17分、初瀬亮が直接フリーキックでスタッド・ランスのゴールを脅かす。ゴール左下を狙って鋭いシュートを放ったものの、相手GKに防がれてゴールならず。37分にはボックス中央で斜めのパスを受け取った佐々木大樹が、フェイントで相手GKと相手DFの体勢を崩してから右足を振ったものの、枠に飛ばすことができなかった。
スコアレスで折り返すと、ハーフタイムで神戸は4人を代えて飯野七聖らを投入。一方のスタッド・ランスは3枚替えを行った。すると51分、試合の均衡が破れる。パトリッキが濱﨑健斗とのパス交換で一気にペナルティエリア左に侵入。飛び出してきた相手GKイェヴァン・ディウフの頭上を通してループシュートを沈めた。
60分、中村が神戸のゴールを脅かす。右サイドの深い位置から伊東がクロスを送ると、ボールはニアの相手DFの頭をかすめてボックス中央の中村に渡る。中村は胸トラップから右足で合わせたものの、シュートは相手GK新井章太の好セーブに阻まれた。伊東と中村は65分までプレーした。
71分から大迫勇也や武藤嘉紀ら5人を投入した神戸は、その直後に決定機。左サイドで相手と入れ替わった濱﨑が自らフィニッシュを選択し、ゴール右下を狙ったものの、シュートはわずかに枠を外れた。85分には左から武藤が折り返したボールに大迫が反応。左足でゴールを狙ったものの、相手GKディウフの好セーブに阻まれた。
試合はこのまま終了し、スタッド・ランスの日本ツアーは1勝1分2敗で終わった。神戸の次戦は7日に行われ、2024明治安田J1リーグ第25節で川崎フロンターレと対戦する。一方のスタッド・ランスは、10日にFWオナイウ阿道が所属するオセールとの親善試合を行う。
【得点者】
1-0 51分 ジェアン・パトリッキ
By サッカーキング編集部
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