明治安田生命J1リーグ第28節が24日に行われ、ガンバ大阪と浦和レッズが対戦した。
リーグ戦直近3試合で白星がないG大阪が、ホームの『パナソニックスタジアム吹田』にリーグ5位の浦和を迎えての一戦。17分、ホームのG大阪が先制に成功する。ペナルティエリア左角付近でFKのチャンスを得ると、キッカーは宇佐美貴史。宇佐美は右足で低めのシュートをニアサイドへ放ち、ボールは相手GKの手をかすめてゴールネットを揺らした。
1点ビハインドとなった浦和だったが、29分、右サイドから酒井宏樹が浮き球のパスを送ると、ペナルティアーク内でホセ・カンテが後ろ向きで受ける。ホセ・カンテは右へ持ち出して振り向きざまにシュートを放つと、相手DFに当たって軌道が変わり、ボールはゴール左下へと吸い込まれた。
同点に追いつかれたG大阪は45+1分、ペナルティエリア左脇で山本悠樹が受けると、中への折り返しではなく右足でのシュートを選択。ゴールニア上に強烈なシュートを放ったものの、ボールはバーに直撃。得点には至らなかった。その後、スコアは動くことなく、1-1の同点のまま前半は終了した。
迎えた後半、球際で激しいプレーが繰り返され、両チームの選手がヒートアップ。VARで一連のプレーの中に退場に該当するものがないか確認された結果、58分にホセ・カンテにはレッドカードが提示された。
数的不利となった浦和だったが、68分、右サイドのハーフウェーライン付近に下りたブライアン・リンセンが起点となり、中央のスペースに走り込んだ岩尾憲がパスを引き出す。岩尾が右前方へ展開すると、伊藤敦樹が右サイドの相手陣深くからクロスを供給。ゴール前の高橋利樹が高い打点で合わせ、逆転に成功した。
勢いに乗る浦和は85分、相手のビルドアップの場面でバックパスを奪った安居海渡がすかさずスルーパスを送る。反応して抜け出したリンセンがペナルティエリア右からグラウンダーのシュートを放つと、ボールは左ポストをたたいてゴールネットを揺らした。
2点を追うこととなったG大阪は90+7分、山本悠樹がゴール前へふわりと浮かせたボールを送ると、福田湧矢が競り合いながら後方へ落とし、反応した倉田秋がダイレクトでシュートを放つ。しかし、相手のブロックに遭い、ゴールとはならなかった。
その後、G大阪はボールを保持し、相手陣内に押し込む展開を多く作ったものの、最後までゴールを奪うことはできず。試合はこのまま終了し、勝利した浦和はリーグ戦3試合ぶりの白星、敗れたG大阪はリーグ戦2試合ぶりの黒星となった。
次節、G大阪は10月1日にアウェイでFC東京と対戦し、浦和は29日、ホームで横浜FCと激突する。
【得点者】
1-0 17分 宇佐美貴史(G大阪)
1-1 29分 ホセ・カンテ(浦和)
1-2 68分 髙橋利樹(浦和)
1-3 85分 ブライアン・リンセン(浦和)
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By サッカーキング編集部
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