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香川真司、PSG撃破の“ゴラッソ”も「びっくりしました」…チケット価格にも意見「少し残念」

2023.07.28

逆転弾となる“ゴラッソ”を叩き込んだ香川真司 [写真]=Photoraid

『Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2023』が28日に行われ、セレッソ大阪がパリ・サンジェルマンを3-2で下した。試合後、芸術的な逆転ゴールを決めたMF香川真司が取材に応じた。

 試合はPSGがウーゴ・エキティケ、ヴィティーニャのゴールで2度リードしたものの、C大阪もジョルディ・クルークス、北野颯太のゴールで試合を2度振り出しに戻す。迎えた79分、香川が『ヤンマースタジアム長居』に駆けつけた観衆を沸かせた。左サイド高い位置で新井晴樹がシェール・ンドゥールからボールを奪うと、マイナスで待っていた香川にボールを預ける。ファーストタッチから放たれた右足シュートは、GKジャンルイジ・ドンナルンマの届かないコースへ向かい、見事にゴールネットを揺らした。

 ゴールシーンについて尋ねられた香川は「綺麗に入りましたね。びっくりしました」と率直な心境を明かした。この試合、香川はベンチからのスタートに。外から見ていて「前半はカウンターのみで精一杯な部分もありました」と振り返つつも「後半は絶対にチャンスが来る」と思っていたという。その言葉の通り、C大阪は後半に逆転に成功。49分の失点後からは積極的な前へのプレッシングが光り、北野と香川のゴールはどちらも前への圧力を強めたことで生まれたものだった。「チームとしてみんなが積極的にプレッシングして、前から恐れずに行った結果があのゴールに繋がりました。トータルして良い試合ができたと思います」と語った。

 一方で、香川は「相手はプレシーズンなんで」と、PSG目線ではあくまでも“調整”の一環だったと主張。「だからこそ、僕たちは恐れることなく前から点を取りに行って、勝ちに行きました」とチーム全体のこの試合における目標を明かすとともに「それが達成できて良かったです」と逆転勝利を喜んでいる。明治安田生命J1リーグの後半戦を見据えて「この試合が1つの自信になったと思います」と語った。

 また、PSGとの一戦はC大阪の若手選手にとって、海外ビッグクラブと対峙する重要な機会になったはず。チーム全体を見ている香川も「今日の颯太(北野)だったりネル(石渡ネルソン)を見ると、これだけのビッグクラブ相手にプレーできる機会は彼らにとって貴重です」と話している。

 そして、日本で開催される海外ビッグクラブとの一戦は、“未来のサッカー選手”である子どもたちにとっても高いレベルを間近で堪能できる機会となっただろう。この日、『ヤンマースタジアム長居』には32,430人が駆け付けたものの、同スタジアムの収容人数がおよそ50,000人であることを考慮すると、満員には達しない集客数だった。「やっぱりスタジアムが満員になって欲しかったですが、それは今後の課題だと思います。子どもたちにもこのようなチームを見て欲しかった」と本音を明かした香川は「そういう意味では、僕がおこがましいことをここまで言う必要はないかもしれないですが」と前置きした上で、自身の率直な思いを明かした。

「チケットの値段なども含めて、色々と考え直して欲しいなとは思いました。せっかくこれだけのチームが来てくれた中で空席が出てしまったので。サッカー好きの子どもたちにも見やすい値段で設定してもらえないと、それは少し残念かなとは思います」

 なお、この日のチケット価格は最安値が大人10,000円、子ども5,000円のカテゴリー4エリア(両ゴール裏)。最高値はDIAMONDホスピタリティシートの350,000円だった。

 PSGを下したC大阪はこの後、8月2日に天皇杯JFA第103回全日本サッカー選手権大会・ラウンド16(4回戦)で湘南ベルマーレと対戦する。

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