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ユンカーが2桁得点達成! 名古屋が川崎Fをシャットアウト…和泉の追加点で2発完勝

2023.07.01

先制点を挙げたユンカーは2桁ゴールを達成 [写真]=金田慎平

 明治安田生命J1リーグ第19節が7月1日に行われ、名古屋グランパス川崎フロンターレが対戦した。

 現在首位を走る横浜F・マリノスを勝ち点差「4」で追いかける名古屋は、第14節サンフレッチェ広島戦から第17節アビスパ福岡戦まで4連勝を飾っていたものの、前節はFC東京を相手に0-2で敗北。優勝を争うためにも、連敗は避けなければならない。対する川崎Fは現在3試合無敗と徐々に勝ち点を積み上げている。前節は浦和レッズを相手に1-1のドロー。3連勝とはならなかったが、上位陣に割って入るために継続して勝ち点が欲しい一戦だ。


 名古屋は藤井陽也森下龍矢マテウス・カストロらがスタメン入り。出場停止の米本拓司に代わって内田宅哉が起用され、最終ラインの一角を務める河面旺成は今季のリーグ戦初スタメンとなる。一方、川崎Fは前節浦和戦から1名を入れ替え。大南拓磨に代わって高井幸大が先発に名を連ね、大島僚太脇坂泰斗家長昭博らがスタメンに入った。

 試合は立ち上がりの7分、名古屋に決定機が到来。自陣高い位置の右サイドでボールを受けた和泉竜司が縦に送ると、ボールは川崎Fの高井に当たって背後のスペースへ。抜け出したキャスパー・ユンカーが決定機を迎えたものの、ファーサイドを見せながらニアサイドを狙ったシュートはGK上福元直人に阻まれた。

 対する川崎Fは24分、敵陣ペナルティエリア手前でルーズボールを拾った遠野大弥が中央へ繋ぐと、狭いスペースで前を向いた脇坂が右足でミドルシュート。強烈な一撃はGKランゲラックに弾き出された。

 その後は徐々にホームチームがチャンスの数を増やす。35分には左サイドでボールを受けたマテウスが縦突破からグラウンダーの折り返しを狙うと、中央に走り込んでいたユンカーが倒されるも、PKとはならず。それでも直後の41分、敵陣左サイドで前を向いたマテウスが得意の左足でアーリークロスを狙うと、飛び出してキャッチングを試みたGK上福元がファンブル。狙っていたユンカーが無人のゴールに流し込み、名古屋が先手を取ってハーフタイムに突入した。

 後半に入ると立ち上がりから川崎Fが同点を目指してゴールに襲いかかる。48分、50分と遠野がフィニッシュまで持ち込むシーンを作り、53分にはクロスボールを高井が頭で折り返し、車屋紳太郎がヘディングシュート。連続してシュートシーンを作ったがゴールとはならなかった。

 名古屋は安定感のある守備で川崎Fにゴールを許さず。すると徐々に流れは名古屋に傾いていく。64分、左サイドに開いてボールを受けた和泉が対峙した宮代大聖をかわしてカットイン。永井謙佑とのワンツーからペナルティエリア左に侵入し、右足でゴールネットを揺らした。名古屋が勝利を手繰り寄せる追加点を挙げている。

 その後は川崎Fも脇坂や途中出場の山田新や悪くないシーンを作ったが、ゴールが遠い。試合はこのままタイムアップを迎えた。ユンカーの今季リーグ10点目と和泉の2点目で完封勝利を飾った名古屋が、ホームで2試合ぶりの白星を掴んでいる。一方、川崎Fは4試合ぶりの黒星に。リーグでは今季4度目の無得点となった。

 次節は8日に行われ、名古屋は横浜FMと、川崎Fは横浜FCと、どちらもホームで対戦する。 

【スコア】
名古屋グランパス 2-0 川崎フロンターレ

【得点者】
1-0 41分 キャスパー・ユンカー名古屋グランパス
2-0 64分 和泉竜司名古屋グランパス

By サッカーキング編集部

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