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両軍エースが2発、松木玖生は退場…横浜FMがFC東京との激闘制す! 3連勝で首位神戸と並ぶ

2023.06.03

2得点を挙げたアンデルソン・ロペス [写真]=Getty Images

 明治安田生命J1リーグ第16節が3日に行われ、FC東京横浜F・マリノスが対戦した。

 3連勝を目指す横浜FMが、『味の素スタジアム』に乗り込んで2戦未勝利のFC東京と対戦。試合開始43秒に横浜FMが先制する。右サイドで相手を剥がしたヤン・マテウスが、ピンポイントのクロスを供給。ボックス内のアンデルソン・ロペスが頭で合わせて流し込んだ。


 出鼻をくじかれたホームチームだったが、徐々に主導権を掌握。押し込む時間が続くなか、34分に試合を振り出しに戻す。古巣対戦の仲川輝人がスルーパスに抜け出し、右サイドの深い位置からクロスを供給。ゴール前に飛び込んだディエゴ・オリヴェイラが足で合わせて押し込んだ。

 44分、FC東京が逆転に成功する。左サイドから渡邊凌磨がピンポイントのクロスを供給。うまく相手のマーカーを外したD・オリヴェイラが頭で合わせて押し込んだ。

 FC東京は前半終了間際、右コーナーキックに森重真人が合わせたものの、惜しくもクロスバー直撃。FC東京は1点リードで折り返す。

 攻めあぐねる展開が続いていた横浜FMは、62分にチャンスをモノにして追いつく。攻撃参加したエドゥアルドが左サイドから高精度のクロスを供給。ゴール前で待ち構えていたA・ロペスが右足で合わせて押し込んだ。

 すると69分、FC東京が退場者を出してしまう。松木玖生がマルコス・ジュニオールからボールを隠そうと体を入れた際、振った右ひじがM・ジュニオールの顔面に直撃。オンフィールドレビューで映像を確認した清水勇人主審は、松木にレッドカードを提示した。

 数的有利を得た横浜FMは76分、ペナルティエリア手前でこぼれ球を拾ったエウベルが右足一閃。ミドルシュートをゴール右下隅へと流し込んだが、オフサイドポジションにいたA・ロペスが相手GKのブラインドとなっていたため、得点は認められない。

 89分、横浜FMが勝ち越しに成功する。ペナルティエリア右でルーズボールを拾った水沼宏太が折り返し、ゴール前にいたM・ジュニオールが合わせて押し込んだ。

 FC東京は最後まで諦めずにゴールを狙ったが、横浜FMが3-2で逃げ切りに成功。FC東京は2連敗、横浜FMは3連勝となった。横浜FMは今節が中止となった首位ヴィッセル神戸と暫定的に勝ち点「33」で並んだ。

 次節、FC東京は11日に敵地でガンバ大阪と、横浜FMは10日にホームで柏レイソルと対戦する。

【スコア】
FC東京 2-3 横浜F・マリノス

【試合結果】
0-1 1分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
1-1 34分 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京
2-1 44分 ディエゴ・オリヴェイラ(FC東京
2-2 62分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
2-3 89分 マルコス・ジュニオール(横浜FM)


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