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横浜FMが開幕連勝! A・ロペス&ヤン・マテウス弾で勝利…浦和は連敗スタート

2023.02.25

横浜FMが連勝スタート [写真]=兼子愼一郎

 明治安田生命J1リーグ第2節が25日に行われ、横浜F・マリノス浦和レッズが対戦した。

 開幕戦で川崎フロンターレとの接戦を制した王者・横浜FMのケヴィン・マスカット監督は、同試合と同じ先発11人を起用。一方、初陣でFC東京に敗れた浦和のマチェイ・スコルジャ監督も、同じスターティングメンバーで試合に臨んだ。


 序盤は横浜FMが主導権を掌握。13分にはコーナーキックの流れでビッグチャンスが訪れる。ゴール前のエウベルがこぼれ球に反応してシュートを放ったが、惜しくも左のポストに阻まれた。それでも、横浜FMは18分に幸先よく先制する。流れるようなパス回しで右から左、左から右へと浦和の守備陣を揺さぶり、最後は西村拓真のクロスにアンデルソン・ロペスが合わせて押し込んだ。

 横浜FMは前半終了間際、素早い攻めで相手のゴール前に迫り、水沼宏太が相手DF酒井宏樹のオウンゴールを誘う。しかし、オフサイドポジションにいたA・ロペスがプレーに関与していたとして、得点は取り消された。

 対する浦和は前半目立ったチャンスを作れず、1点ビハインドで折り返す。スコルジャ監督がハーフタイムでブライアン・リンセンに代えて興梠慎三を投入すると、浦和の前線は活性化。52分にダヴィド・モーベルグがドリブルでゴール前に迫ったが、シュートを放つ前に阻止されてしまう。57分にはボックス付近でルーズボールに反応した小泉佳穂が左足で強烈な一撃を放ったが、惜しくも枠の左に外れた。

 一進一退の攻防が続くなか、横浜FMが89分に待望の追加点を獲得する。敵陣で相手のパスをインターセプトしてカウンターを展開。縦パスを受けたマルコス・ジュニオールがフリックで西村につなぎ、西村は中央のヤン・マテウスへと折り返す。冷静にボールを収めたヤン・マテウスは、相手GK西川周作との一対一を制してゴールネットを揺らした。

 試合はこのまま終了し、横浜FMは2019年以来となる開幕2連勝、浦和は2008年以来の開幕2連敗となった。次節、横浜FMは3月3日にホームでサンフレッチェ広島、浦和は同4日にホームでセレッソ大阪と対戦する。

【スコア】
横浜F・マリノス 2-0 浦和レッズ

【得点者】
1-0 18分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
2-0 89分 ヤン・マテウス(横浜FM)

【スターティングメンバー】
横浜FM(4-3-3)
オビ・パウエル・オビンナ;松原健(64分 上島拓巳)、畠中槙之輔、角田涼太朗、永戸勝也;渡辺皓太、喜田拓也(84分 藤田譲瑠チマ)、西村拓真;水沼宏太(70分 井上健太)、アンデルソン・ロペス(84分 マルコス・ジュニオール)、エウベル(70分 ヤン・マテウス)

浦和(4-2-3-1)
西川周作;酒井宏樹、アレクサンダー・ショルツ、マリウス・ホイブラーテン、明本考浩;伊藤敦樹(85分 松崎快)、岩尾憲;ダヴィド・モーベルグ、小泉佳穂、大久保智明;ブライアン・リンセン(HT 興梠慎三)

By サッカーキング編集部

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