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マスカット監督、“背番号17”纏い会見に登場…宮市の人間性を絶賛「このクラブにいることは大きな誇り」

[写真]=金田慎平

 明治安田生命J1リーグ“優勝争い天王山”は、首位・横浜F・マリノスが2対0で2位・鹿島アントラーズを下し、勝ち点差を8に広げた。

 今年で30年目を迎えたJリーグの歴史においてトップカテゴリーで戦い続ける横浜FMと鹿島の一戦は『The CLASSIC』と銘打たれ、日産スタジアムには31,599人が集結。横浜FM側のゴール裏には『誇り 魂 想いを紡ぎ 松田直樹 これからも共に』『トリコロールの宮市亮 再びピッチで輝け 待ってるぞ』という二つの横断幕が掲げられた。2011年に急逝した松田直樹さんの命日である8月4日に最も近いホームゲームであり、この一戦の前日に右ひざ前十字靭帯断裂が発表された宮市亮のためにも「出し切ろうと思っていましたし、どんな形であれ今日は絶対に勝つ(岩田智輝)」と選手たちは並並ならぬ決意に臨んだ。

 2得点に絡み勝利の立役者となったのは、日本代表帰りの岩田だ。37分に自身のパスカットからエウベルの先制点をお膳立て。後半立ち上がりの51分にはクリアボールを拾うと、強烈なミドルシュートを突き刺し、待望の今季初得点を挙げた。「こぼれてきた瞬間、シュートは意識していました。あとはミートして枠内に飛ばすことだけだと思っていたので、いいところに行って良かった」と振り返った。

 横浜FMを率いるケヴィン マスカット監督は、試合終了後の監督会見に背番号17・宮市のユニフォームを着用して登場。「この2週間は簡単ではなかったです。多くの代表選手がいて、宮市は残念なことに大きなケガをしてしまいました。残った選手たち、代表から帰ってきた選手がメンタルの強さを見せてくれた試合でした。選手たちのことを誇りに思います」と選手たちを称えた。また負傷した宮市と会談したことを明かし、その“人間性”を絶賛した。

「2、3分ほど話すと、彼はもう自分のことではなく、チームのことを考えていました。あれだけ大きなケガをしたのに、もうチームのことを考えられる素晴らしい人間です。『プレーはできないけど、ピッチの外からチームにできることは最大限していきたい』と言ってくれました。これだけのことを言える選手はいないですし、素晴らしいの一言です。悔しい思いをしたと思いますが、今はチームのことだけを考えて行動してくれていますし、彼がこのクラブにいることは大きな誇りです」

 来週3日(水)にはルヴァンカップ準々決勝第1戦でサンフレッチェ広島戦、7日(日)には王者・川崎フロンターレとのアウェイ2連戦が控えている。タイトル獲得に向け、岩田は「一試合一試合マリノスのサッカーをするだけですし、自分たちのスタイルで結果を出すことが全てだと思います。相手がどうこうだけではなく、自分たちのサッカーをしたい」と自分たちにフォーカスする姿勢を強調した。

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