G大阪に完全移籍した山本理仁 [写真]=宮地輝
ガンバ大阪は24日、東京ヴェルディからU-21日本代表MF山本理仁が完全移籍で加入することを発表した。背番号は「6」に決定している。
現在20歳の山本は、ジュニア時代から東京Vの育成組織に在籍。2019年に当時高校2年生ながらトップチームに昇格し、同年5月にデビューを果たした。1年目から主力として活躍し、4年目の今季は明治安田生命J2リーグの17試合に出場している。
また、世代別の各日本代表でも中心選手として活躍。現在は2024年パリ・オリンピックを目指すU-21日本代表の一員として活動しており、先月行われたAFC U-23アジアカップ2022ウズベキスタンにも出場した。
加入に際し、山本はG大阪のクラブ公式サイトを通じて次のようにコメントしている。
「東京ヴェルディから移籍してきました山本理仁です。ヴェルディを離れるという強い覚悟を持ってこの移籍を決断しました。ガンバ大阪から日の丸を背負う選手になれるよう頑張ります。青黒に染まったパナソニックスタジアム吹田でプレーできる日を楽しみにしています」
また、山本は東京V退団に際し、同クラブの公式サイトを通じて次のようにコメント。約12年間過ごしたクラブへの感謝を綴った。
「この度、ガンバ大阪に移籍することになりました。まだ昇格が望めるこの時期に、チームを離れることを大変申し訳なく思ってます。これまでのサッカー人生の中で一番悩み、考えました。常に頭の中を巡ったのは、アカデミー時代から練習後に何時間も仲間と笑いながらボールを蹴った姿です。僕はヴェルディが大好きです。だからこそ離れるのがとてもつらいです。しかし、自分の目標のため、夢のためにチャレンジしたいという気持ちが強くこの決断に至りました」
「プロ1年目から貧弱だった自分がここまで成長できたのは、今まで携わってくださった全てのクラブスタッフ、選手、そしてどんな時も変わらず、常に温かく見守ってくれたファン・サポーターの方々のおかげです。感謝してもしきれません。最後まで自分のわがままを聞いてくれたクラブに感謝したいと思います」
「『サッカーを楽しみ、遊び心を忘れない』自分のサッカーの全てをここ『ヴェルディ』で教わってきました。その強みを忘れず、この先のサッカー人生を歩んでいきたいと思います。約12年間本当にお世話になりました」
By サッカーキング編集部
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