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得点機会阻止で退場の山形GK後藤雅明、競技規則の適用ミスのため出場停止処分は科されず

2022.04.06

 Jリーグは6日、モンテディオ山形に所属するGK後藤雅明の退場の取り扱いについて発表した。

 今月3日に行われた明治安田生命J2リーグ第8節モンテディオ山形ファジアーノ岡山の一戦において、前半11分に山形のバックパスが無人のゴールに入る寸前でGK後藤が手でかき出したことで清水修平主審からレッドカードが提示され、後藤は一発退場となった。なお、試合は10人となった山形が後半アディショナルタイムに失点し、0-1で敗れていた。


 しかし、『サッカー競技規則』の第12条ファウルと不正行為に、「ゴールキーパーが自分のペナルティーエリア内で、認められていないにもかかわらず手や腕でボールを扱った場合、間接フリーキックが与えられるが、懲戒の罰則は与えられない」との記載があり、競技規則の適用ミスが発覚。Jリーグは日本サッカー協会(JFA)を通じて国際サッカー評議会(IFAB)にも確認した上で、5日に臨時実行委員会および臨時理事会を開催し、協議の結果、当該試合を再試合とすることが決定している。

 これを受け、Jリーグは6日に後藤の退場の取り扱いについても発表。同選手の退場は日本サッカー協会の審判委員会を通じて、主審の手続きについて競技規則の適用ミスが確認されたため、規律委員会が管理する懲戒罰の運用上、後藤の退場処分として扱わず、出場停止処分は科されないこととなった。

By サッカーキング編集部

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