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清武の絶妙スルーパスから乾が今季初ゴール…C大阪vs京都の“関西ダービー”はドロー決着

2022.02.26

48分に同点弾を決めたC大阪の乾[写真]=Photoraid

 26日、明治安田生命J1リーグ第2節でセレッソ大阪京都サンガF.C.が対戦した。

 開幕戦で引き分けたC大阪と白星を掴んだ京都の“関西ダービー”は、序盤から互いに一進一退の攻防。C大阪はMF清武弘嗣とMF乾貴士、京都はFWピーター・ウタカを中心に攻撃を展開する。


 そんな中、先制したのは京都だった。34分、左CKからDFアピアタウィア久がヘディングシュート。このボールはクロスバーに阻まれるが、跳ね返ったボールをMF武富孝介が頭で押し込んだ。アウェイの京都がリードを奪う。

 1点を追いかけるC大阪は前半終了間際、MF中原輝が敵陣ペナルティエリア右をドリブルで切り裂き、中央へラストパス。これを乾がダイレクトで合わせるが、京都のGK上福元直人が立ちはだかりゴールとはならず。試合は0-1のスコアでハーフタイムを迎える。

 後半立ち上がり、C大阪が同点に追いつく。右サイドからボールを回し敵陣中央で清武が前を向くと、左サイドから斜めの動き出しを見せた乾へ絶妙なスルーパス。乾は相手選手と競り合い倒れ込みながらも、右足でシュートを放ちゴールネットを揺らした。試合は振り出しに戻る。

 その後は互いに勝ち越し点を狙う展開も、京都は上福元、C大阪はGKキム・ジンヒョンを中心とした守備でゴールを割らせず。白熱の関西ダービーは、結局1-1で勝ち点1を分け合う結果に終わった。

【スコア】
セレッソ大阪 1-1 京都サンガF.C.

【得点者】
0-1 34分 武富孝介(京都)
1-1 48分 乾貴士(C大阪)

By サッカーキング編集部

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