J1第1節で福岡と磐田が対戦した [写真]=J.LEAGUE
19日、明治安田生命J1リーグ第1節が行われアビスパ福岡とジュビロ磐田が対戦した。
昨シーズン、昇格1年目のJ1を8位で終えた福岡。今オフはJ2得点王FWルキアンなど5人の新加入選手を補強し、長谷部茂利監督の“継続路線”でさらなる上位進出を目指す。一方そのルキアンが退団した磐田は、昨シーズンのJ2を制し3年ぶりのJ1へ。伊藤彰新監督の下、完全移籍へと切り替わったMF遠藤保仁を中心にどのようなサッカーを見せるのか注目が集まる。
磐田は6分、敵陣左サイドで遠藤のFKからチャンスを迎えるが、シュートは枠を捕らえられない。
一方の福岡はMFジョルディ・クルークスがセットプレーやドリブル突破から得意の左足を振り抜くも、こちらもボールは枠外へ。前半はスコアレスの展開で45分を終える。
迎えた後半、福岡が先制に成功する。敵陣でボールを保持し、ペナルティエリア左へMF金森健志がドリブルで進入。金森は素早い切り返しを見せ、マイナス方向へパスを送る。これを受けたDF前嶋洋太が、ペナルティアーク付近からダイレクトでシュートを放った。ボールはブロックに入った相手DFに当たりながらもゴールネットを揺らし、スコアは1-0となる。
その後は福岡がゲームをコントロール。磐田のシュート数を抑え、1点のリードを守り抜いていく。
しかし、後半アディショナルタイムに磐田が同点に追いついた。セットプレーの流れからボールを拾ったMF松本昌也が前線へボールを送ると、FWジャーメイン良が後方から来たボールをワントラップし、右足でシュート。これがゴール右へと吸い込まれ、土壇場で試合は同点となった。
結局試合はこのまま1-1で終了。3年ぶりにJ1の舞台へ戻ってきた磐田が、劇的なかたちで勝ち点1を掴んでいる。一方、追いつかれた福岡にとっては勝利を逃す結果となった。
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By サッカーキング編集部
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