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シーソーゲームはドロー決着…C大阪、横浜FMに逆転許すも終了間際に追いつく

2022.02.19

J1第1節で横浜FMとC大阪が対戦した [写真]=J.LEAGUE

 19日、明治安田生命J1リーグ第1節で横浜F・マリノスセレッソ大阪が対戦した。

 昨シーズンのJ1で2位に終わった横浜FMは、DFチアゴ・マルチンスやFW前田大然らが退団するなど攻守の陣容が入れ替わり開幕を迎えた。それでもDFエドゥアルドやFWアンデルソン・ロペスらJリーグでの実績を持つ外国籍選手を補強。自慢の攻撃的サッカーで3年ぶりのリーグ制覇を目指す。対するC大阪は、横浜FMとの相性が良く2012年からの10シーズンで10勝5分1敗と圧倒。昨シーズンの12位からの巻き返しへ、“お得意様”を相手に開幕白星を掴めるか注目が集まる。


 序盤からペースを掴んだのは横浜FM。ボールを保持するとFWマルコス・ジュニオールやFW仲川輝人がゴールを脅かす。しかし、C大阪はGKキム・ジンヒョンを中心にゴールを許さない。

 すると、先制したのはC大阪だった。MF乾貴士の突破によって右CKを獲得し、キッカーMF原川力が右足で高いボールをゴール前へ。これをDF進藤亮佑がペナルティエリア左で下がりながら合わせると、ボールは柔らかな弧を描いてゴール右へ収まった。アウェイのC大阪がリードを奪い、試合はハーフタイムを迎える。

 1点を追う横浜FMは52分、M・ジュニオールが倒されたとしてPKを獲得。しかし、M・ジュニオールのキックはキム・ジンヒョンがセーブし、横浜FMは絶好のチャンスをものにすることができない。

 それでも69分、途中出場していたA・ロペスがペナルティエリア深く右へドリブルで進入し、逆サイドへクロスを供給。これをフリーで待っていた仲川がワンタッチでゴールネットを揺らし、試合は振り出しに戻す。

 そして78分、横浜FMが逆転に成功する。ボールを保持しC大阪陣内へ押し込むと、最後はペナルティエリア中央でクリアボールを拾ったA・ロペスが左足でシュートを放つ。ボールはC大阪の選手にディフレクションし、ゴールへと収まった。

 このまま試合終了かと思われた90分、C大阪は左CKを獲得しキッカーは原川。右足インスイングのボールを、MF清武弘嗣がヘディングで合わせゴールを決めた。

 結局試合は2-2でタイムアップ。シーソーゲームとなった試合は、両チームとも勝ち点1を分け合う結果となった。

【スコア】
横浜F・マリノス 2-2 セレッソ大阪

【得点者】
0-1 40分 進藤亮佑(C大阪)
1-1 69分 仲川輝人(横浜FM)
2-1 78分 アンデルソン・ロペス(横浜FM)
2-2 90分 清武弘嗣(C大阪)

By サッカーキング編集部

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