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長崎の髙田春奈代表取締役社長がJリーグの常勤理事就任に伴い2月末で退任

2022.01.31

長崎は17日、一部サポーターによる違反行為を報告

 V・ファーレン長崎は31日、2月28日をもって、髙田春奈代表取締役社長が退任すると発表した。また、高田氏は3月15日付で公益社団法人日本プロサッカーリーグ(Jリーグ)常勤理事への就任を予定している。

 髙田氏は、2017年からV・ファーレン長崎に携わり、翌年に上席執行役員に就任。2020年1月からは代表取締役社長としてクラブの成長に寄与してきた。


 同氏はクラブ公式サイトを通じコメントを発表している。

「このたび、2月末日をもって、代表取締役社長を退任することになりました。2017年、ジャパネットグループの広報・人事担当役員としてクラブの経営再建に関わるところから始まり、2018年J1昇格後は、運営・事業・広報担当として現場に入り、そして2020年からは社長として、クラブがサッカーを通して長崎そして日本で夢を描く姿を間近で見て、体感していく日々でした」

「2020年、社長就任後すぐに、コロナ禍での経営となりました。世界中にとって試練の時間ではありましたが、その労苦を感じるよりも、むしろ長崎の皆さんの愛情やスポーツの持つ力を感じさせてくれた素晴らしい時間でした。そこに一貫してあったのは、長崎の歴史や県民性が持つ愛の力、そして長崎のサッカーへの誇りだったと思います。どんな状況にあっても、このクラブを必要だと思って支えてくれる人たちの存在は、私達にサッカーがもたらすたくさんの夢や希望、つながりを感じさせてくれました」

「この度の退任は新たな任務へのチャレンジによるものです。正直、今の状況で長崎を離れていいのかと悩みましたが、最終的には長崎で感じたサッカーが人々や地域にもたらす力、可能性を、もっと広げて、平和な社会づくりに貢献したいと強く思いました。長崎がある「のに」ではなく、長崎があった「から」、やりたいと思えた仕事です」

「そしてV・ファーレン長崎は選手、スタッフ、社員、一丸となってJ1復帰に向けて着実に準備を整えています。ジャパネットグループとしても長崎スタジアムシティプロジェクト、クラブハウス構想はもとより、キャッシュレス化やユニフォーム入場など、新しい取り組みにもチャレンジし、長崎を盛り上げていく覚悟をもっています。100年に一度とも言われる新しい長崎の変革期の中心となる一員となって、予想以上、理想以上に、社会に貢献していく組織として、成長していけると信じています」

「任期は残り1か月となりますが、しっかりと2022シーズンのいいスタートを切れるよう、最後まで務めを果たしたいと思います」

「今後ともご声援のほど、何卒よろしくお願い申し上げます」

By サッカーキング編集部

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