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イニエスタが2G1Aの大活躍を見せ、上位対決は神戸に軍配! 浦和は8試合ぶりの敗戦に…

2021.10.02

神戸と浦和が対戦した [写真]=Getty Images

 明治安田生命J1リーグ第31節が2日に行われ、ヴィッセル神戸浦和レッズが対戦した。

 試合は開始早々に動く。8分、左サイドでボールを受けた酒井高徳がクロスを供給すると、このボールに大迫勇也が反応しゴール。最初のチャンスで神戸が先制に成功する。


 21分には神戸に追加点。アンドレス・イニエスタが直接フリーキックを沈め、リードを2点に広げる。

 反撃したい浦和は27分、江坂任が小泉佳穂からボールを受け、右足でシュートを放つも、相手GK飯倉に防がれた。

 勢いの止まらない神戸は、31分にもゴールに迫る。イニエスタのフリーキックをトーマス・フェルマーレンが左足で押し込み、3点リードになると思われたが、VARチェックの結果、フェルマーレンのポジションがオフサイドと判断され、ゴールは取り消しとなった。

 しかしながら、34分にセルジ・サンペールが相手GK西川のパスをカットすると、そのボールを繋ぎ、最後はイニエスタがこの日2点目を決める。今度こそリードは3点に広がった。

 浦和も44分に小泉が右サイドからクロスを供給。明本がヘディングシュートを打つもシュートはポストをたたく。前半アディショナルタイムにも明本が左足でゴールを狙うが、シュートはサイドネットに。

 前半はこのまま終了。神戸が3点リードで試合を折り返す。

 後半開始後の49分、浦和は途中出場のユンカーが左サイドの関根貴大に展開。その関根の折り返しを最後は小泉がプッシュして、浦和が1点を返す。

 神戸も52分、途中出場の中坂が右サイドからのクロスに頭で合わせるも、相手GK西川を正面に。しかしながら、その直後に、イニエスタが左足でクロスを上げると、最後は武藤嘉紀がヘディングで突き刺し、再び点差を広げる。

 再び3点差となった浦和は60分、関根がドリブルで仕掛け、相手DFと交錯するも、ノーファールという判定に。続く66分にも岩波拓也の折り返しから明本がヘディングシュートを放つが枠の外へ。

 79分に神戸は、途中出場のボージャン・クルキッチがシュートを放つが、枠の右へと外れた。しかし84分、そのボージャンが伊藤敦樹からボールを奪うと、そのまま右足のシュートが突き刺さり、5得点目に。

 反撃の手を緩めない神戸は、87分にも途中出場リンコンがゴールを狙うも、相手GK西川が足で防いだ。

 浦和は終了間際に江坂が左足で強烈なシュートを放つが、クロスバーに嫌われ、ゴールならず。

 試合はこのまま終了し、神戸は2試合ぶりの勝利。一方の浦和は8試合ぶりの敗戦となった。次節、神戸は16日にホームで福岡と、浦和は同日G大阪と同じくホームで対戦する。

【スコア】
ヴィッセル神戸 5-1 浦和レッズ

【得点者】
1-0 8分 大迫勇也(神戸)
2-0 21分 アンドレス・イニエスタ(神戸)
3-0 34分 アンドレス・イニエスタ(神戸)
3-1 49分 小泉佳穂(浦和)
4-1 53分 武藤嘉紀(神戸)
5-1 84分 ボージャン・クルキッチ(神戸)

By サッカーキング編集部

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