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C大阪への移籍が噂…GKダン・バン・ラム、JFAが所属元に国際移籍証明書の発行依頼か

2021.01.29

C大阪への移籍が取り沙汰されるダン・バン・ラム(写真は2019年) [写真]=Getty Images

 セレッソ大阪への移籍の噂が浮上しているベトナム代表GKダン・バン・ラムの去就について、タイのメディア『サイアムスポーツ』は同選手の国際移籍証明書の発行依頼が日本サッカー協会(JFA)から所属のムアントン・ユナイテッドに届いたと報じている。

 ダン・バン・ラムは2019年シーズンの途中にベトナムのハイフォンFCからタイのムアントン・ユナイテッドに移籍。同クラブと2021年シーズンまでの契約を結んだ。だが、金銭面の契約内容が履行されなかったことを理由に、今年に入って同選手の代理人が自らのSNSを通じてクラブとの契約を破棄したことを発表した。これに対してムアントン・ユナイテッド側は契約解除を認めず、争う姿勢を見せていた。


『サイアムスポーツ』は今回、ムアントン・ユナイテッドのダイレクターを務めるロナリット・スーワージャー氏の発言として、JFAからムアントン・ユナイテッドに対して国際移籍証明書の発行を依頼する文書が届いたことを報じている。ダン・バン・ラムとムアントン・ユナイテッドとの契約問題の裁定には時間を要すため、国際サッカー連盟(FIFA)は一時的に同選手の移籍を認める判断を下しているという。

 現在27歳のダン・バン・ラムはベトナム人の父とロシア人の母を持ち、ベトナム代表の正GKとして23試合に出場。近年のベトナム代表躍進の立役者の一人で、2019年のアジアカップでは準々決勝の日本戦でも好セーブを連発した。C大阪への移籍が実現すれば、ベトナム人選手としては4人目のJリーガーとなる。

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