大分がベテラン・松本怜(7番)と契約更新 [写真]=兼子愼一郎
大分トリニータは8日、MF松本怜と2021シーズンの契約を更新したことを発表した。
松本は1988年2月25日生まれの現在32歳。早稲田大学卒業後の2010年に横浜F・マリノスへと加入した。ルーキーイヤーはJ1リーグで5試合に出場。しかし、横浜FMで定位置を確保することはできず、2013年に大分へと期限付き移籍した。2013シーズンは負傷に泣かされる年となったものの、翌シーズンはJ2リーグで25試合に出場し1得点をマーク。シーズン終了後に完全移籍で大分へと加入することが決定した。
その後は大分で2015シーズンのJ3リーグ降格、翌シーズンのJ3リーグ優勝、2018シーズンのJ1リーグ昇格を経験。2019シーズンの明治安田生命J1リーグでは全34試合に出場し、2020シーズンも22試合に出場し1ゴールを挙げていた。
契約更新に際し、松本は大分のクラブ公式HPにて「2021年も大分トリニータでプレーできることになりました。J3で共に戦ったメンバーも少なくなってしまいましたが、J3まで落ちた時の苦しさ悔しさを忘れずに、今年もJ1で戦える喜びを噛み締めながらプレーしていきたいと思います。#大分にACLを!」とコメントしている。
また、大分は同日にDF高橋祐翔がヴェルスパ大分(JFL)へ育成型期限付き移籍することも発表。期限付き移籍期間は2022年1月31日までとなっており、期間内に行われる両クラブの対戦には出場することができない。
高橋は2001年9月19日生まれの現在19歳で、米子北高校卒業後の2020年に大分へと加入した。ルーキーイヤーとなった同シーズンは公式戦での出場機会を得られなかった。期限付き移籍に際し、高橋は大分のクラブ公式HPにて「1年間たくさんの声援をありがとうございました。ファンサポーターの皆様に、ピッチ上でプレーする姿を見せることが出来ず、とても悔しい気持ちでいっぱいです。チームに必要とされるような選手になれるように成長して帰ってきます!これからも応援よろしくお願いします」と意気込みを語った。
By サッカーキング編集部
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