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【大分vs柏プレビュー】守備の改善で復調の気配漂う大分…柏のオルンガはJ1連続得点記録に並べるか

[写真]=金田慎平、J.LEAGUE

大分トリニータ 安定感取り戻した守備に試練の時。リーグ屈指の攻撃陣を止められるか

【プラス材料】
 リーグ戦6連敗を阻止した第10節・横浜F・マリノス戦の勝利を経て、前節・北海道コンサドーレ札幌戦は試合終了間際の失点で引き分けに終わったが、チームはどん底を脱しつつある。要因は守備の安定に尽きる。高さのあるGKムン・キョンゴン、決定機でのシュートブロックが冴えるDF鈴木義宜を中心に守備意識が高い。ボランチもバイタルエリアではしっかりスペースを埋め、強固なブロックを作っている。

 MF長谷川雄志とMF島川俊郎のボランチが固定されてからは、タッチパスのテンポが上がり、サイドにボールが入るまでの時間が短縮された。また、くさびのパスの意識も高くなり、幅を使った攻撃に奥行きが加わったことで単調な攻撃が改善されつつある。前節はCKから得点を奪っており、得点のバリエーションが増えたことはプラス材料だ。

【マイナス材料】
 攻守ともに改善の兆しはあるが、詰めの甘さを残す。前節・札幌戦は高さと強さのある外国籍選手を投入されてからは守勢が続き、後半だけで12本のシュートを浴びた。押し込まれる時間帯でボールを蹴り出すことが多く、保持できなかったことは反省材料。また、クローザーとして後半40分に投入されたDF刀根亮輔とDF羽田健人は明確な役割を与えられていただけに、失点の場面で強度のある守備ができなかったことは悔やまれる。

 最も移動距離の長いアウェイゲーム札幌戦から中3日での調整。コンディション調整が最優先される中で、今節・柏レイソル戦に向けて戦術を落とし込む時間が限られている。綿密に組織力を高めることで復調している大分トリニータにとって、7試合連続得点中のFWオルンガのように絶大な個の力で打開する相手をいかに押さえ込むかが問われる一戦になりそう。

文:totoONE編集部

柏レイソル オルンガを筆頭に攻撃陣は軒並み好調。負傷者続出の守備陣に不安あり

【プラス材料】
 前節のヴィッセル神戸戦は、後半アディショナルタイムの勝ち越し弾で劇的な勝利を収めた。89分に明らかなオフサイドを見逃されて同点に追いつかれながら、最後まで諦めずに勝利を手繰り寄せた選手のメンタリティも評価していい。

 また、復帰戦となったMFマテウス・サヴィオが途中出場で流れを変え、第10節のセレッソ大阪戦ではFW神谷優太も復帰を果たした。ケガで戦列を離れていた選手たちも次第に戻り始め、陣容が整いつつある点もプラス材料だ。

 そして、FWオルンガは依然として規格外の力を発揮し続けている。神戸戦でも身体能力を存分に生かした得点で7試合連続弾を決めた。チーム総得点「24」はリーグ2位の数字。夏場の連戦の中でも攻撃力は衰えない。

【マイナス材料】
 攻撃が好調な反面、直近の2試合で5失点と守備面には不安が残る。その原因はセンターバックの選手に負傷者が相次ぎ、本職はサイドバックのDF古賀太陽がセンターバックを務めざるを得ない状況も影響を及ぼしている。

 また、前節の神戸戦の前半は攻守に精彩を欠き、ボールを奪った後もパスを引き出す動きに欠けたため、効果的な攻撃に結びつけられなかった。後半に流れを変え、最終的に逆転勝利を収めたものの、ネルシーニョ監督が「前半のようなプレーを続けていたら勝つのは難しい」と選手に檄を飛ばしたように、前半に複数失点をしていたら厳しい展開になっていただろう。

 夏場の7連戦で、ただでさえ疲労の蓄積やコンディションが気がかりな中、柏は神戸、大分と遠方でのアウェイゲームが続く。

文:鈴木潤

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