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横浜FMが在宅でのチームトレーニングの様子をオンラインで初公開

WEB会議システム「Cisco Webex」を使用したチームトレーニング後にメディア取材に応える喜田拓也 [写真]=横浜F・マリノス

 横浜F・マリノスが13日、シスコシステムズのWEB会議システム「Cisco Webex」を使用し、チームトレーニングの様子をメディアに公開した。トレーニングには、右第5中足骨骨折の治療のためブラジルに帰国中のチアゴ・マルチンスを除いた全27選手が自宅からインターネットをつないで参加。トレーニング後には喜田拓也と仲川輝人が自宅から取材に応じ、喜田は「サッカーができないどころか、家族や友人、チームメートとも自由に会えない状況なので多少苦しい部分もあるけど、自分たちの力で乗り越えるしかない」と心境を語った。

 東京都を始め、7都道府県(東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡)を対象に国から緊急事態宣言が発令された7日、横浜FMはトップチームの活動休止を発表。今日までの1週間はスタッフから送られてくるトレーニングメニューに沿って、各自が自宅でトレーニングを行っていた。「正直なところ、サッカーをしないでサッカーに必要なフィジカルを保つのは難しい」と田中章博コンディショニングコーチは話したが、それでもシーズン中にはなかなか取り組めない体幹を中心としたトレーニングを行っているという。

「Cisco Webex」を使ったオンラインでのチームトレーニングは今日で3回目。慣れた手つきで選手たちはオンラインに接続し、約1時間半のトレーニングに汗を流した。「今日もやってたけど、家でもきつい体幹トレをやっている」と仲川が語ったように、トレーニングの間の休憩時にはタオルで汗を拭ったり、給水したりと、見た目以上にきつそうだった。ネット環境の不具合によりトレーニング動画が一時ストップするハプニングもあったが、選手たちは携帯をいじったり、休んだり、トレーニングを続けたりと、十人十色のトレーニング風景からは選手の個性も垣間見えた。

 オンラインでのトレーニングについて選手たちはどう感じているのだろうか。「みんなの顔も見えますし、コーチも最大限努力してやってくれているので、きついメニューもあるけど、家の中でできることを最大限できている」と喜田。仲川も「キャンプから作り上げてきたフィジカルが落ちるのは不安」としながらも、「あとは(感染拡大が)収まるのを待つしかない。自分が感染しないためにむやみに外出しないように心掛けている。チームが一緒になってトレーニングできるのはいいことだし、今は家の中でできることをやるしかない」と語った。

 そんななか昨日、選手のSNSで一斉に告知が配信された『選手企画のオンライン配信「StayHome with F・マリノス」』。詳細はまだ明かされていないが、Jリーグが中断した頃から選手間で「ファン・サポーターやクラブのために何かできることはないか」という声が出ていたようで、選手同士やクラブとオンラインMTGを重ねながらようやく告知に至ったという。「12時~18時頃まであけておいて」という告知に期待を抱くファンも多いなか、「自分たちの現在の元気な姿を見てもらって、皆さんに元気を分けてあげたい」と語った仲川が、「選手個人個人で対決とか、いろいろしたいと思っている」と思わずヒントを口にする場面もあったが、今季もキャプテンを務める喜田は「こういう状況でもクラブのためにとか、誰かのために動ける集団であることを誇りに思っている」と誇らしげだった。
 

    

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