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J1優勝を果たした横浜FMの知られざる“歴史”と“裏側”

 2004年以来のJ1制覇。トリコロールを愛する者ならば誰もが待ちわびた、念願の優勝だった。15年とは短いようで、長い。おぎゃあと生まれた赤ちゃんが、義務教育を終える年月だ。となれば、横浜F・マリノスの黄金期を知らないファンもいるだろう。

 そんなファンにはぜひとも知ってもらいたい伝統と歴史がある。Jリーグが誕生する前からの往年のファンには、懐かしんでもらいたい王者としての記憶がある。そして、そんな両者が歓喜した昨シーズンの優勝の舞台裏……。これらのすべてが詰まった本がついに発売された。その名も、『横浜F・マリノス 変革のトリコロールの秘史』だ。

 記憶に新しい12.7の歓喜の瞬間に一気に連れ戻してくれる、2019シーズン最終節のドキュメントを追ったプロローグに始まり、第1章では、なぜ移籍加入してきた選手たちが横浜FMのことを“伝統と歴史あるクラブ”と表現するのか、その理由となる歴史が綴られている。第2章ではオーストラリア代表に変革をもたらし、攻撃的なチームへと変えたアンジェ・ポステコグルー監督体制下の2シーズンを振り返り、どうやって頂点へと登り詰めることができたのかを紐解いた。

 さらに、あまり多くを語らない“ボス”とは何者なのか。指揮官としてのマネジメント力に迫った第3章。そんなボスを支えたチーム統括本部の奮闘の日々を第4章で、理想のクラブとチームを実現するためのパートナーであるシティ・フットボール・グループの存在を第5章で描き、ラストは昨年、横浜FM一筋で18年間の現役生活に幕を閉じた栗原勇蔵の物語からトリコロールの未来について説いている。

 横浜FMを追い続けて15年目の番記者が知られざるトリコロールの秘史を綴った渾身の出来だけに、新型コロナウイルス感染拡大の影響で週末のJリーグが延期となった今こそ、読んでもらいたい一冊だ。

<構成>
プロローグ/―ドキュメント「優勝の裏側」―
第1章/変革前夜
第2章/深海から頂へ
第3章/革命家 アンジェ・ポステコグルーの正体
第4章/チーム統括本部の奮闘と情熱
第5章/CFGという名の新時代のパートナー
第6章/トリコロールの未来

著者:藤井雅彦/発行:ワニブックス/定価:1,500円+税/発売日:3月31日
  

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