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“斬新な”新ユニフォームに袖を通した上田綺世、着こなしのこだわりは「小さめ」

2020.02.05

新ユニフォームを着用し、笑顔を見せる上田綺世 [写真]=NIKE

 ナイキは今季、鹿島アントラーズ、浦和レッズ、サンフレッチェ広島のアウェイユニフォームを共通のコンセプトで制作するという、史上初の試みを実施した。

 デザインは日本の国旗からインスピレーションを得て「赤」と「白」を採用。フットボールを通じてスポーツの魅力や楽しさ、感動を伝えるとともに、幸せや平和の実現を目指すというナイキと各クラブの理念が反映されている。


 実際にこのユニフォームを着用して新シーズンに臨む選手は、今回の試みをどのように感じているのか。鹿島でプレーする上田綺世に話を聞いた。

――3クラブのユニフォームが同じコンセプトで制作されるのは史上初めてのことです。選手としてどう感じていますか?
第一印象は単純に、「それってできるんだ」と思いましたね。日の丸からインスピレーションを得ているカラーですし、コンセプトも含めてすごくいいんじゃないかなと思います。僕は評価する立場じゃないですけど(笑)、斬新なアイデアで素晴らしいと思います。

上田綺世

――これまでに様々なユニフォームを着用してきました。思い入れの強いユニフォームはありますか?
特にこれっていうのはないです。高校は黄色、大学はオレンジ、代表は青で、鹿島では赤、紺、白といろいろなカラーのユニフォームを着てきたんですけど、周りから似合わないと言われたことはないですね(笑)。

――新しいユニフォームもバッチリですね。
鹿島はずっと憧れのような感情を抱いていたクラブなので、このユニフォームが着れるだけで特別な思いが湧いてきます。

――ユニフォームの着こなしで、例えばピッタリしたものがいい、あるいは少しゆるいほうがいい、などのこだわりはありますか?
上は小さめが好きですね。あと、個人的な要望としては長袖があるとありがたいです。

――一年中、長袖を着用する選手もいますよね。
僕はそのタイプではないんですけど(笑)。冬は必ず手袋を着けるので。半袖の下に長袖のインナーではなく、できれば長袖のユニフォームがいいですね。

――最後に、このユニフォームを着て臨む新シーズンに向けた意気込みをお願いします。
昨季はタイトルを逃してしまったので、今季は優勝しか見ていない。いけるところまでとか、そういうことは考えていません。優勝するためには選手一人ひとりの活躍が不可欠なので、「何ゴール」という具体的な数字はないですけど、優勝するために必要な存在というか、鹿島の1つの武器として活躍できるように頑張っていきたいです。

協力・写真=ナイキジャパン
インタビュー・文=本間慎吾

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