京都への完全移籍が決まったピーター・ウタカ [写真]=Getty Images
ヴァンフォーレ甲府に所属するナイジェリア人FWピーター・ウタカが、京都サンガF.C.へ完全移籍で加入することが決まった。23日に両クラブが発表している。なお、メディカルチェック後に正式契約となるようだ。
P・ウタカは1984年生まれの35歳。2003年にベルギー3部リーグのマースメヘレンでキャリアをスタートさせ、翌年には同1部のKVCウェステルローに加入した。以後、ロイヤル・アントワープFCで2部リーグ得点王を獲得すると、デンマークのオーデンセBKで4シーズンに渡ってプレー。2009年にはナイジェリア代表として2010 FIFAワールドカップ 南アフリカ アフリカ予選にも参加した。
2012年に中国スーパーリーグの大連実徳へ移籍すると、2013年はシーズン途中に北京国安へ移籍し、2014年シーズンの途中には上海申キンへレンタル移籍で加入した。そして2015年、清水エスパルスへ加入。2016年は期限付き移籍先のサンフレッチェ広島で明治安田生命J1リーグで33試合に出場し、19得点を挙げて得点王に輝いた(ヴィッセル神戸のブラジル人FWレアンドロと同時受賞)。2017年シーズン開幕前にはサンフレッチェ広島へ完全移籍で加入したうえで、FC東京へ期限付き移籍した。
FC東京への期限付き移籍を終えると、広島との契約満了に伴って日本を後にしたP・ウタカ。昨季はデンマーク2部のヴァイレBKでプレーしていたが、2018年6月14日に徳島へ移籍すると、今季開幕前に甲府に加入した。今季は明治安田生命J2リーグで40試合に出場し、20得点を記録した。
完全移籍にあたり、P・ウタカは甲府の公式HPにて以下のようにコメントしている。
「ヴァンフォーレ甲府のスタッフ、チームメイト、クラブに係わるすべての方々に心から感謝します。皆さんにはとてもお世話になりましたし、ピッチ内外で皆さんと過ごした時間は忘れません。そして一番大切な、サポーターの皆さん。皆さんの声援を受け、皆さんためにプレーすることができたこと、感謝しています。ウタカ、ゴール!ウタカ!ウタカ!のチャントも作っていただき、ありがとうございました。皆さんのことはこの先も決して忘れず大事に想っています」
また、加入する京都の公式HPでは以下のようにコメントしている。
「このたび京都サンガF.C.と契約に至ったこと、嬉しく思っています。新たな環境、新たなチームメイトとクラブスタッフ、そしてサポーターの皆さんとお会いできるのが今から楽しみでなりません。京都の皆さん、宜しくお願いします!」
記事中の表記に誤りがございましたので、訂正いたしました(12月23日12時39分)。
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By サッカーキング編集部
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