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名古屋、フィッカデンティ監督初陣はドロー…広島に先制許すも前田が同点弾

2019.09.28

フィッカデンティ監督初陣はドローに [写真]=J.LEAGUE

明治安田生命J1リーグ第27節が行われ、サンフレッチェ広島名古屋グランパスが対戦した。

 前節横浜F・マリノスに完敗し、上位争いで一歩遅れを取る形となった広島は重鎮の青山敏弘を先発で起用した。一方で先日風間八宏前監督を解任した名古屋は、マッシモ・フィッカデンティ監督の初陣。同監督の下でプレー経験のある丸山祐市と太田宏介、吉田豊が最終ラインに入った。


 先制したのは広島。33分、森島司のクロスをフリーで待っていた野上結貴が頭で合わせて流し込んだ。

 追う展開となった名古屋だったが前半終了間際の44分、縦パスを受けたジョーが走り込んできた前田直輝の足下へパスを通す。前田は巧みなコントロールで相手DFを外して右足のシュートを沈めた。

 前半途中からフォーメーションを変更した名古屋は赤崎秀平を投入。広島もドウグラス・ヴィエイラを投入するなど両チーム前線の構成を変えて勝ち越しを目指す展開となったがともに決め手を欠いて無得点。1-1のドローで終わった。

 次節は10月5日、広島は敵地でヴィッセル神戸と名古屋はホームで大分トリニータとそれぞれ対戦する。

【スコア】
サンフレッチェ広島 1-1 名古屋グランパス

【得点者】
33分 1-0 野上結貴(サンフレッチェ広島
44分 1-1 前田直輝(名古屋グランパス

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