G大阪への移籍が決まった田中達也 [写真]=J.LEAGUE
ロアッソ熊本に所属するMF田中達也が、ガンバ大阪へ完全移籍で加入することが決まった。14日に両クラブが発表している。
田中は1992年生まれの26歳。東福岡高校から九州産業大学を経て、2011年からJFA・Jリーグ特別指定選手として熊本に所属し、2015年に正式加入となった。2016シーズンはFC岐阜への期限付き移籍を経験し、翌年から再び熊本でプレーしている。今季は、明治安田生命J2リーグで全42試合に出場し、9得点12アシストを記録した。
完全移籍にあたり、田中は熊本の公式HPにて以下のようにコメントしている。
「2019シーズンよりガンバ大阪に移籍することが決まりました。今シーズンは非常に厳しいシーズンとなり、チームがこのような状況にある中で移籍することは、自分にとって大変苦しい決断でしたが、自分自身のサッカー人生のために挑戦させてもらうことを決めました」
「8年前、まだ大学生だった自分をロアッソ熊本は特別指定選手として迎え入れてくれました。レベルの高いプロの世界で練習や試合を経験させてもらうことができ、身も心も成長し、プロのサッカー選手になるという夢を叶えることができました。プロになってからは試合に出れないことや、自分のプレーが通用しなかったりと苦悩の連続でした。しかし、サポーターの皆様の温かい応援は、とても心の励みとなりました」
「ここまで成長できたのはロアッソ熊本というクラブでプレーさせていただいたからです。どんな状況でも応援し続けてくれたファン、サポーターの皆様に心から感謝致します。本当にありがとうございました。そしてこれからも、更に高みを目指し、皆様に誇りに思ってもらえる選手になれるよう全力で頑張ります」
また、加入するG大阪に対しては公式HPを通じて以下のように意気込みのコメントを発表している。
「ガンバ大阪のファン、サポーターの皆さん。初めまして。ロアッソ熊本から加入することになりました田中達也です。一日でも早くチームに溶け込み、ガンバ大阪のタイトル獲得のため、持ち味であるスピードを生かして魂を込めて走り抜きます。応援よろしくお願いします」
By サッカーキング編集部
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