今季のJ3で最下位に沈んでいるギラヴァンツ北九州
ギラヴァンツ北九州は11月2日、柱谷哲二監督が契約満了に伴い、今季限りで退任することが決まったと発表した。
柱谷監督は今年6月20日、森下仁之氏の後任として指揮官に就任。明治安田生命J3リーグで13試合を消化した時点で最下位に沈んでいたチームの再建を託された。就任後5試合は2勝3分けと負けなし。復調の気配を見せたものの、以後の9試合でわずか2勝と苦しんだ。第29節終了時点で27試合を消化して6勝7分け14敗、勝ち点「25」で最下位。一時は16位に浮上した時期もあったが、低迷が続いている。
柱谷氏は1964年生まれの53歳。選手時代は日産自動車サッカー部やヴェルディ川崎(現・東京ヴェルディ)でプレーし、日本代表として72試合出場6得点を記録した。現役引退後は指導者に転身し、コンサドーレ札幌(現・北海道コンサドーレ札幌)の監督や浦和レッズのコーチ、東京Vのコーチや監督、国士舘大学の監督を歴任。2011年から2015年6月まで水戸ホーリーホックの指揮を執り、2016年はガイナーレ鳥取を率いていた。
なお北九州は同日、鄭容臺コーチ、八田康介コーチ、高嵜理貴GKコーチ、そして強化育成本部長の佐野達氏との契約満了も発表している。
By サッカーキング編集部
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