2018.08.25

クリスティアーノが吠えた! 先発復帰戦で2発…「信じる気持ち」がゴールを生む

クリスティアーノ
クリスティアーノは今季初の1試合2得点で勝利に貢献した [写真]=Getty Images
サッカーキング編集部

「あぁ、またか……」。開始11分、V・ファーレン長崎に先制され、黄色く染まったスタジアムには一瞬そんな雰囲気が漂った。

 中断明け以降の成績は2勝0分け6敗。『残留争い』の4文字がちらつき始める中、前節のジュビロ磐田戦に続いて立ち上がりに失点を喫してしまう。そんな悪い流れを断ち切ったのが、柏レイソルが誇る“エース”クリスティアーノだった。

 まずは21分、右サイドを突破した小池龍太のクロスが流れたところを押し込んで同点とする。その直後の24分には小池のクロスを頭で合わせ、あっという間に逆転。「前半のうちにリードすれば、間違いなくもっと得点が取れる(クリスティアーノ)」。その言葉通り、前半で勝ち越しに成功した柏は後半に3点を加え、今季最多5得点を奪い快勝。ホームでは4月25日の浦和レッズ戦以来、実に4カ月ぶりの白星となった。

クリスティアーノ

今季最多5得点で勝利 [写真]=Getty Images

 今季初の1試合2得点で勝利の立役者となったクリスティアーノだが、第12節の湘南ベルマーレ戦以降、11試合ゴールから遠ざかっていた。「得点を取る感覚を忘れかけている。一回、外からゲームを見ることも大事(加藤望監督)」と、直近の2試合はベンチスタート。2試合連続のスタメン落ちは日本に来てから2回目。しかしながら、この状況でも「動揺しないのが強み」と背番号9は豪語する。

「Jリーグでは157試合で53ゴールを決めています。確かに得点が入らない期間はありましたが、自分のやるべきことは分かっていましたし、自分を信じる気持ちを持ってずっと取り組んできました。今日はそれが報われたと思います」

 長崎戦では瀬川祐輔とともに4-4-2の最前線に入り、攻守にわたって奮闘。本来の走力、推進力も戻ってきた。そして、これまでの悔しさを晴らす2得点。加藤監督も「取るべき選手が取ってくれたことは大きな成果」と目を細める。

「スタメンとして出場して、得点を決めることができた。そして、勝利に導けたことをうれしく思います」。鳴りを潜めていたエースの“逆襲”がようやく始まった。

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