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「90分間ずっと楽しかった」…高2の名古屋DF菅原由勢が堂々のJ1デビュー

開幕戦勝利に貢献した名古屋DF菅原由勢 [写真]=J.LEAGUE

 25年目を迎えたJリーグ。名古屋グランパスの開幕スタメンには、まだ高校2年生の若武者が名を連ねていた。センターバックの一角を務めた、DF菅原由勢である。

 24日に行われた2018明治安田生命J1リーグ開幕戦、名古屋はアウェイでガンバ大阪と対戦し、3-2で勝利を収めた。菅原も随所に光るプレーを見せ、堂々たるデビューを飾っている。試合後には、喜びと楽しさを口にした。

「グランパスに入ったときから目指してきた場所でした。ホームではなかったですけど、自分の名前と背番号の入ったユニフォームを着られるということは、僕にとって喜びでした」

「緊張もありましたけど、先輩方が声をかけてくれましたし。目指してきた場所なので、90分間ずっと楽しかったです」

 17歳7カ月と27日でのJ1開幕スタメンは、元日本代表MF稲本潤一がG大阪所属時の1997年に記録した17歳6カ月と25日の最年少記録に次ぐ、史上2位のレコードとなった。それでも、「最終ラインにいる以上は、学年も歳も関係ない」と後方からの声掛けもしっかりとこなした。

 試合後、風間八宏監督からは「ナイス、よくやった」と声を掛けられたそうだ。しかし、菅原は「自分からしたらまだまだ」と反省を口にする。必要なのは「いろいろなことを考えて、90分間やり続ける力」。さらなる成長を誓う。

 菅原の強みは、スライディングだ。「うまく誘うことを意識していて、成功した回数も多かったと思います」と、手応えを感じている。ただ、先制点を許したシーンではそのスライディングをかわされ、失点に絡んでしまった。「僕の判断ミスですね。オフサイドと判断したわけではなく、後ろの選手に気づくのが遅れてしまいました」と振り返り、「もっと自分が周りを見ていれば良かった話です。あそこの対応はまだまだ」と課題を語っている。

 収穫も課題も手にしつつ、デビュー戦を白星で飾った。それでも、菅原は「次から次へと試合はありますし、まだ学生なので勉強もあります(笑)」と冷静だ。「いろいろな課題があるので。壁があることもモチベーションです。そういうのを一個一個乗り越えていけたら、またレベルアップするんじゃないかなと思います」。名古屋に現れた“新星”は、より一層の飛躍を期している。

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