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【磐田vs川崎プレビュー】磐田は昨季J1最少失点の堅守が武器…川崎のFW小林悠は開幕節5年連続ゴールなるか

昨季の磐田の堅守を支えたポーランド人GKカミンスキー。両足かかとの痛みも治まったようで先発濃厚だ [写真]=J.LEAGUE

■ジュビロ磐田 躍進を果たした昨季終盤の路線を踏襲

【プラス材料】
 開幕節は昨季終盤とほぼ同じ顔ぶれの手堅い布陣で臨むことになりそうだ。MF川辺駿の広島復帰で空席となっていたボランチはMF山田大記の先発が有力。キャンプ中にコンバートされ、練習試合でもスムーズな動きを見せている。昨夏にドイツのカールスルーエから復帰後はコンディションが上がらずに苦しんだが、長期オフを挟んで状態を戻した。先週に両足かかと痛で別メニュー調整をしていたGKカミンスキーは、21日の練習から合流した。昨季J1最少失点の立役者は、川崎の攻撃力に対して不可欠な存在だ。MF中村俊輔はここまで大きなけがもなく、順調な調整を続けている。

 スタートは3バックで臨むことになりそうだが、流れが悪ければ途中から4-5-1にシステム変更するプランも、実戦で試している。

【マイナス材料】
 フォワードのバックアップが少ないのが気がかりだ。新人ながら即戦力の期待が高かったFW中野誠也はキャンプ中に右肩を負傷。左膝負傷で長期離脱していたFW小川航基は、実戦5試合で4得点と復活の兆しを見せているが、名波浩監督は万全になるまで起用を見送る方針を固めている。

 左サイドも手薄で、安定感のあるMF宮崎智彦が17日の練習試合で右大腿二頭筋肉離れで離脱。新加入のDFギレルメもここにきて出場は微妙な状況になっている。2週間前から開幕節の先発メンバーを固めてきただけに、ギレルメが欠場した場合、代役となる選手がどこまでチームでフィットできるか。DF小川大貴やMF松本昌也らが候補に挙がるが、彼らの短期間での奮闘に懸かってくる。

文:totoONE編集部

■川崎フロンターレ ACLを欠場したMF中村憲剛の出場にGOサイン

【プラス材料】
 20日に韓国で行われたACL蔚山現代戦を終えて、翌日に帰国。オフ明けの22日、主力組はリカバー中心で切り上げた。23日と24日のトレーニングで具体的な修正を施すことになるためメンバーは読めないが、蔚山現代戦を欠場したMF中村憲剛は全体練習に復帰。出場には問題がなさそうだ。

 リーグ随一の堅守を誇る磐田をどう攻略するか。「チームみんなで守れれば、チャンスは必ずくる」と話すのは、FW小林悠。開幕節4年連続ゴールを決めており、5年連続弾の注目も集まる。エースストライカーとしての仕事を求められる。そして、川崎に復帰したFW大久保嘉人は、出場すればJ1通算400試合達成となる。歴代得点記録を更新し続ける男の、川崎復帰戦にも期待がかかる。

【マイナス材料】
 ゼロックススーパー杯から数えて、公式戦3連敗。改善すべき点は、やはり守備面だろう。3失点、1失点、2失点とここまで完封試合がなく、それも全て先制点を許す展開になっている。失点により攻めに出ざるを得ず、チーム全体のバランスも保てないという悪循環に陥っている。この開幕節で仕切り直しといきたいところで、MF谷口彰悟は前向きだ。「ミスを仕方がないで終わらせるつもりはないし、そこはきちんと受け止めてやっていかないといけない。でも引きずりすぎないというところも大事。次に何ができるか。そこにフォーカスしていきたい」

 磐田には、昨年ホームで2-5で敗戦。シーズン終盤はリーグ戦15試合負けなしだったが、最後に負けた相手が磐田だった。警戒すべきは、前回同様にセットプレーとカウンターだろう。チームの課題を克服するには格好の相手との開幕戦に臨む。

文:いしかわごう

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