来季も名古屋でプレーすることを発表した楢崎 [写真]=Getty Images
名古屋グランパスは5日、GK楢崎正剛と来季の契約を更新したことを発表した。
来年4月に42歳になる楢崎は、横浜フリューゲルスでのプレーを経て、1998年に名古屋に加入。2010年にはリーグ制覇に貢献し、GKとして初となるJリーグMVPを受賞した。2012年7月には史上2人目となるJ1通算500試合出場を達成するなど、数々の記録を打ち立てている。
日本代表としても1996年の初選出以降、コンスタントに招集され、1998年のフランス大会、2002年の日韓大会、2006年のドイツ大会、2010年の南アフリカ大会と、4度のFIFAワールドカップにメンバーとして帯同した経験を持つ。
今季は明治安田生命J2リーグで29試合に出場。ジェフユナイテッド千葉、アビスパ福岡とのJ1昇格プレーオフでは出場機会がなかったものの、副キャプテンとしてチームを支え、1年でのJ1復帰に貢献した。
契約更新に伴い、楢崎は名古屋の公式HPで以下の通りコメントを発表している。
「今シーズンも名古屋グランパスの一員として戦えることを嬉しく思います。昨季はJ1昇格を果たして喜びあえた一方、個人的にはやりきったと思えるシーズンではなかったので、今シーズンはチームの躍進に貢献できるように全てを出し切りたいと思います。チームが大きく変化している中、見飽きた顔かもしれませんが応援していただけると嬉しいです」
名古屋はJ2で23勝6分け13敗、勝ち点「75」の3位で今季を終え、昇格プレーオフを制し、昇格を決めた。来季も風間八宏監督が指揮を執ることが発表されている。
By サッカーキング編集部
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