沖縄SVへ完全移籍することが発表されたGK碓井 [写真]=J.LEAGUE
清水エスパルスは29日、GK碓井健平が沖縄SV(沖縄社会人リーグ1部)に完全移籍することを発表した。
現在30歳の碓井は、元日本代表FW碓井博行氏を父親に持ち、静岡の強豪・藤枝東高校を経て筑波大学に進学。1年時からレギュラーを獲得し、同校卒業後、清水に加入した。プロ入り直後は定位置確保に苦労し、一度2013年にジェフユナイテッド千葉に完全移籍するも2015年に清水に復帰を果たした。今シーズンは町田ゼルビアに期限付き移籍で加入したが出場機会は得られなかった。
元日本代表FW高原直泰が選手兼監督兼オーナーを務める沖縄に加入するにあたり、碓井は清水の公式サイトで以下のようにコメントしている。
「このたび、沖縄SVに移籍することになりました。2010シーズンから3年、2015シーズンから2年の計5年間エスパルスでプレーしました。僕のプロ生活の始まりがエスパルスでした。チームの一員として初めて味わったスタジアムの雰囲気に、僕はものすごく感動したのを覚えています。実際にピッチに立つと、皆様の熱い応援が絶大な力になって、自分たちを支えてくれているなと感じました。そしてやはり“勝ちロコ”は人生で味わったことのない最高の瞬間でした。また、スタジアムだけではなく、三保までたくさんの方々が観に来て、応援していただけたことが本当に嬉しかったです。今季は町田に所属しましたが、エスパルスサポーターの方々がわざわざ町田に来てくださった時も、本当に嬉しかったですし、エスパルスのサポーターはすごいなと思いました」
「エスパルスで過ごした時間は特別で、そこで出会った仲間や先輩方、ファン、サポーター、スポンサー、エスパルスに関わる全ての方々に出会えたことが、僕のかけがえのないものとなりました。これからは、エスパルスとは違う道を歩みますが、1番大好きなJリーグチームとして応援しています。これからまだ長く続く僕のサッカー人生の旅路で再び皆様にお会いすることを夢みて、新しい旅に出たいと思います。今まで本当にありがとうございました!そして、これからも碓井健平をよろしくお願いします!追伸、富士山静岡空港からFDAで沖縄に来られた際には、是非遊びに来てくださいね!」
By サッカーキング編集部
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