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水戸が徳島退団の2選手を獲得…40歳DF冨田大介は14年以来の復帰に

2017.12.27

水戸が冨田大介(左)と木村祐志(右)の2選手を獲得した [写真]=Getty Images

 水戸ホーリーホックは27日、徳島ヴォルティスに所属していたDF冨田大介とMF木村祐志の完全移籍加入を発表した。両選手とも、先月27日に契約満了に伴う徳島退団が決定していた。

 今年4月に40歳を迎えた冨田。これまでは水戸や大宮などに在籍してきた。2015年より徳島でプレーしている同選手だが、今季は2017明治安田生命J2リーグで出番がなく、第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会で1試合に出場したのみとなっている。通算ではJ1で171試合出場6得点、J2で293試合出場19得点の成績。水戸には2014年以来2度目の復帰となった。


 新天地決定を受け、冨田は徳島のクラブ公式HPでコメントを発表した。

「恋人と別れるような感覚です。それほどまでに、この3年間で徳島のことが大好きになってしまいました。風土、文化、街そして人。徳島を作る全ての要素が僕に充実した日々を与えてくれました。熱気と活気に溢れた阿波踊りで、やり残した青春を取り戻すことが出来ました。その大好きな街にある徳島ヴォルティスでプレーが出来たことを誇りに思います。在籍した3年間でJ1に復帰することが出来ずとても悔しい気持ちでいっぱいですが、今年見せたヴォルティスのサッカーには、今までにない魅力と可能性を感じて頂けたと思います。これからさらに発展していく徳島ヴォルティスを、引き続き応援よろしくお願いいたします」

「このチームを通して出会えた皆さんには、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。特に、毎朝身体のケアをして頂いた山田トレーナーには感謝してもし尽くせません。色んな方に支えられてサッカーが出来ていることに、改めて気付きました。対戦相手として鳴門・大塚スポーツパークポカリスエットスタジアムに戻って来て元気な姿を見せられるように、次のチームに行っても頑張ります。3年間、本当にありがとうございました」

 また、2014年以来に復帰する古巣・水戸のクラブ公式HPにもコメントを寄せている。

水戸ホーリーホックのファン・サポーターの皆様、ご無沙汰しております。二度あることは三度あると申したらいいのか、三度目の正直と申した方がよろしいのか分かりませんが、忘れた頃にやってくる男、冨田大介です。またお呼び頂けたことを大変嬉しく思います。まだまだ発展途中である水戸ホーリーホックというチームに、自分の経験から得た知識、そして情熱を全て注ぎ込み、皆様にもっと愛されるチームになれるように尽力したいと思います。2018年から城里町に練習場が移りますが、是非とも城里町にも足を運んで頂けたらなと思います。是非とも熱い応援よろしくお願いいたします」

 一方、木村は現在30歳。2015年に徳島へ加入した同選手は、今年8月よりロアッソ熊本に期限付き移籍していた。今季は徳島でJ2リーグ戦4試合、熊本で6試合に出場したが、無得点に終わっている。通算ではJ1で31試合出場1得点、J2で181試合出場11得点の成績。

 木村も移籍先決定を受けて徳島のクラブ公式HPでコメントを発表した。

「2年半という期間でしたがお世話になりました! チーム、選手、スタッフ、ファン、サポーター、徳島に関わる全ての方に感謝しかないです! 本当にありがとうございました!」

 また、新天地となる水戸のクラブ公式HPにもメッセージを寄せ、意気込みを見せている。

「この度、水戸ホーリーホックに加入することになりました木村祐志です! チームに貢献できるよう全身全霊をかけて頑張りたいと思います! よろしくお願いします!」

By サッカーキング編集部

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