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浦和MF梅崎司、湘南への完全移籍が決定「埼スタに帰って来たときは大きなブーイングを…」

2017.12.27

湘南が浦和から梅崎司を獲得した [写真]=Getty Images

 湘南ベルマーレが、浦和レッズからMF梅崎司を完全移籍で獲得した。27日、両クラブが発表している。

 2008年より10年間浦和でプレーしてきた梅崎。同選手は浦和のクラブ公式HPにコメントを寄せ、思いの丈を綴っている。


浦和レッズを愛するみなさま、長年僕を応援してくれたみなさま、来季違う色のユニフォームを来てプレーすることになりました。浦和で10年選手となることができ、このまま大好きな浦和でずっとプレーしたい気持ちと環境を変えて勝負したい気持ちが混在していました。ありがたいことにレッズから最大限に評価してもらい延長オファーもいただきましたが、僕は一選手として、もっと成長したい、ピッチに立って躍動したい、その思いが日に日に強くなり、移籍を決断しました」

「本当にみなさんには感謝の言葉しか思いつきません。そして、ここまでプレーできたのは何度怪我を繰り返しても変わらぬ情熱でサポートし続けてくれた浦和レッズというチーム、ファン・サポーターのみなさんがいたからです。何度苦しい場面に陥っても帰りを待ってくれている人たちが、僕の走り回るプレーを見せてくれという人たちが、また積極的な梅らしいプレーを期待しているという人たちが、多くいたからです。どんなときも見捨てず、待っていてくれてありがとうございました」

「最後の最後にみんなとACLのカップを掲げられたときはなんとも言い表せない感動がありました。でもそれ以上に怪我を乗り越え、みんなと喜び合えた1つひとつの瞬間が僕にとって宝物です」

「長くなりましたが、大きな決意を持って湘南でプレーします。埼スタに帰って来たときは大きなブーイングお願いします。そして、梅らしいプレーを見せます。10年間、本当にありがとうございました」

 また、同選手は新天地となる湘南のクラブ公式HPでもコメントを発表。ファン・サポーターへ挨拶した。

湘南ベルマーレに関わる皆様、来季から皆様と共に戦う梅崎司です。浦和レッズで10年プレーし、大きな決意と覚悟を持って移籍を決断しました。ここでなら、曺監督のもとでなら大きく成長できると確信しています。勝利の為に全身全霊をかけて走り、戦い、プレーします。そして、皆様と大きな歓びを分かち合えることを心待ちにしています。よろしくお願いいたします」

 梅崎は1987年2月23日生まれの現在30歳。大分トリニータU-18から2005年にトップチームへ昇格し、プロキャリアをスタートさせた。翌2006年には19歳の若さで日本代表に初招集。国際Aマッチ1試合に出場している。2007年1月からはグルノーブル(フランス2部)に期限付き移籍し、海外挑戦を経験。同年5月に大分へ復帰すると、2008シーズンより浦和へ完全移籍した。2015年には明治安田生命J1リーグで31試合に出場し、自己最多の8得点をマーク。昨年8月に左ひざ前十字じん帯損傷の大ケガを負った影響で今季はリーグ戦10試合出場0得点にとどまったが、通算ではJ1リーグ戦247試合出場30得点を記録している。

By サッカーキング編集部

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