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対浦和戦で2試合2得点…自信を深める前田直輝「天皇杯でも来季にもつながる」

決勝点をマークした前田直輝 [写真]=J.LEAGUE

 今季、何度か目にした形からの“得意”のゴール。「珍しく(笑)」と本人は謙遜したが、山中亮輔のクロスに左足で合わせると、キレイな弧を描いてゴール左上に吸い込まれた。

「ちょっとボールが浮いていたし、速いかなって感じたけど、逆にそれが自分の落ち着きというか、当てれば入るという気持ちだったのでうまく流せて良かった」

 ゴールを決めた前田直輝はお決まりの左手薬指にキスをすると、左胸のエンブレムをそっと撫でて、ゴール裏のサポーターの元へと走り寄った。約5カ月ぶりの今季4ゴール目に安堵と歓喜が同居していた。

 決してラクな試合展開ではなかった。前半は浦和レッズの宇賀神友弥と高木俊幸を中心とした左サイドからの攻撃に手を焼いた。後ろにいる松原健と対応に追われた前田直輝も、「僕のサイドから崩されるシーンが多くて、うまくいかない時間帯が長かった」と口にする。

 それでも興梠慎三の裏への飛び出しなど「DF陣を中心にみんなが体を張って(ゴールを)守ってくれた」ことで、10試合ぶりの無失点勝利につながった。

 浦和との開幕戦でもゴールを決め、今季の対浦和戦では2試合2ゴールと相性のいい前田。「そこの意識は全くない」としながらも、「僕は地元が浦和で、友達にも浦和サポが多いけど、そこは置いといて(笑)。浦和相手に2試合で2得点が取れたのは、天皇杯でも、来季にもつながるかな」と自信を深めていた。

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