先発出場を果たしたバブンスキー [写真]=J.LEAGUE PHOTOS
2017明治安田生命J1リーグ第34節が12月2日に行われ、浦和レッズと横浜F・マリノスが対戦した。
AFCアジアチャンピオンズリーグ決勝の関係で、11月29日に川崎フロンターレと対戦し、中2日となる浦和。矢島慎也や高木俊幸などを川崎戦でスタメン出場した選手を続けて起用し、出場のなかった柏木陽介、興梠慎三も先発出場となった。対する横浜FMは前節のベガルタ仙台戦からディフェンスラインを変更。両サイドバックに松原健、下平匠が入りセンターバックにはパク・ジョンスが起用されている。
得点王を狙うは4分、左サイドから宇賀神友弥のクロスに興梠が合わせてネットを揺らすもののオフサイドの判定でノーゴール。さらに17分には、興梠がディフェンスラインの裏を抜け出して 再びシュートを決めるも、またもオフサイドの判定で得点が生まれない。
横浜FMは33分、ウーゴ・ヴィエイラのポストプレーから中町公祐がシュートを放つも、西川周作の好セーブに阻まれる。
こう着状態が続く中で、先制したのは押され気味の横浜FMだった。53分に左サイドから揺さぶりをかけると前田直輝が蹴ったボールは左隅に吸い込まれ、1点を先取する。
失点後はシュートが打てず1点が遠い浦和は88分、興梠が左サイドからクロスを送るものの、ズラタンに合わせることができない。92分には宇賀神がシュートを打つも枠の右に逸れる。試合はこのまま終了し、横浜FMが勝利を果たした。
この結果により浦和は○位で、横浜FMは○位で終了。浦和は次戦、9日にFIFAクラブワールドカップ準々決勝でアル・ジャジーラとオークランドシティの勝者と対戦。横浜FMは23日に天皇杯準決勝で柏レイソルと対戦する。
【得点者】
0-1 53分 前田直輝(横浜FM)
By サッカーキング編集部
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