2連勝を達成した大宮 [写真]=Getty Images
2017明治安田生命J1リーグ第16節が25日に行われ、サンフレッチェ広島と大宮アルディージャが対戦した。
J1残留を争う17位広島と16位大宮の一戦。試合前には、前節にJ1通算250試合出場を達成した広島のGK林卓人のセレモニーが行われた。
前半は両チーム決定機を欠き、ゴールに結びつくことができなかった。0-0のまま前半を折り返す。
61分、ついに試合が動く。大前元紀が倒れこみながら江坂任につなぐ。江坂はドリブルでペナルティエリアに持ち込み、角度の無いところから精度の高いシュートを放つ。これがゴール右に決まって大宮が先制に成功。
反撃に出たい広島は80分、ディフェンスラインの裏へのスルーパスを工藤壮人がトラップ、ペナルティエリア内から中央のスペースに折り返す。走りこんだ宮吉拓実がフリーでシュートを放つがゴールには至らなかった。
試合終了直前のアディショナルタイム4分と5分、立て続けに大宮のマテウスと渡部大輔がゴールを奪い一気に3点差に。
試合はこのまま終了。アウェイの大宮が貴重な勝ち点3をゲット。さらに今季初の連勝もものにした。一方の広島は3連敗、残留に向け厳しい戦いが続く。
次節、広島は7月1日にアウェイで浦和レッズと、大宮は2日にホームで横浜F・マリノスと対戦する。
【得点者】
0-1 61分 江坂任(大宮)
0-2 90+4分 マテウス(大宮)
0-3 90+5分 渡部大輔(大宮)
By サッカーキング編集部
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