■横浜F・マリノス 背番号10を受け継いだ新主将、齋藤学の活躍に期待
前節は昨季年間勝ち点1位の強敵、浦和を3-2で撃破。先発11人の平均年齢が26歳と大きく若返った新生トリコロール軍団は、3年ぶりの開幕戦白星で最高のスタートを切った。今週もポジティブなムードで練習を行い、1勝したことで自信も漂ってきているように見える。
浦和戦では背番号10を背負う新主将、齋藤学がキレキレだった。得意のドリブル突破で左サイドを何度も切り裂くと、相手選手を2人、3人と引き寄せて先制点と決勝点を2アシスト。バブンスキーが先制点を決め、途中出場したウーゴ・ヴィエイラは天野純のCKを頭で合わせる同点弾を記録。新加入の外国人選手2人が早速クオリティーの高さを示したことも好材料だ。
ロスタイムの決勝点は途中出場した前田直輝で、プレシーズンの好調ぶりを維持できている。ただ、2失点を喫したことは反省点で、守備の要の中澤佑二は「うちは3-2で勝つようなチームじゃない。勝って良かったじゃない」と話すなど、気を引き締める。
試合2日前の練習で左DF金井貢史が別メニュー調整だったことも気掛かりだ。ホームで連勝を狙う今節の相手は昇格組の札幌。過去のリーグ戦での対戦では7連勝中と相性が良く、ホームでは5戦全勝となっている。ショートカウンターが効果抜群だった浦和戦とは違い、ボールを保持する時間は長くなるはず。中央のバブンスキーや天野がアクセントとなり、ゴール前のスペースをどう作るかにも注目が集まる。(totoONE編集部)
■北海道コンサドーレ札幌 前節途中交代のDF菊地直哉の出場可否次第ではメンバー構成の変更もm
開幕戦となった前節は、敵地で仙台に0-1で敗戦。終盤にGKク・ソンユンがシュートをキャッチしそこねたところを、相手にキッチリと押し込まれてしまった。僅かな隙から勝負を決められてしまうという、J1の厳しさを見せつけられた試合だった。
ただし、試合の推移を見ていくと、必ずしも札幌が悪いスタートを切ったとは言えない。確かに多くの時間帯で相手にボールを支配される展開ではあったものの、前述の失点も84分に喫したものであり、終盤まで0-0のまま時計の針を進めることができていた。これは、堅守をベースにJ2を制した昨季のゲームプラン通りに試合を進めることができていたことを証明したとも言っていいはずだ。もちろん、攻撃で好機をあまり生み出せなかったところは課題ではあるが、狙い通りのチーム作りがキャンプで実行され、狙い通りの戦いができたことは間違いない。黒星ではあったが、手応えのある一戦だったはずである。採用した3ボランチのシステムは、しばらく継続されるのではないだろうか。
そうして迎える今節だが、気になるのは前節、後半途中にDF菊地直哉が途中交代した部分だ。左足を痛めているという情報もあり、この選手の出場可否次第ではメンバー構成も変わってくるため、試合の行方を左右する大きなポイントと言えるだろう。狙い通りの戦いを演じた前節の先発メンバーがベースとなるのか、それともキム・ミンテを最終ラインに下げる構成にするのか、読み切れない部分もある。
また、札幌はこの試合が終われば、長かった熊本県でのキャンプも打ち上げとなる予定。1月中旬からスタートし、札幌市内の積雪を考慮して開幕後も再び、キャンプ地に戻っての調整を行ってきた。長かったキャンプの締めくくりという意味でも、この試合へのモチベーションは高まりそうだ。(totoONE編集部)
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