2016.12.23

F.C.TOKYO NIGHTは大盛況!“トーク番長”羽生直剛と“天然キャラ”室屋成の珍妙な掛け合いにファンご満悦

1984年10月31日生まれ。山梨県甲府市出身。日本ジャーナリスト専門学校⇒編集プロダクション⇒フットサル専門誌⇒2011年からフリーとなりライター&エディター&カメラマンとして活動。元ROOTS編集長。現在はfutsalEDGE(http://www.futsaledge.jp )などで執筆中。

 12月15日(木)、FC東京のMF羽生直剛とDF室屋成によるトークライブ『F.C.TOKYO NIGHT presented by SOCCER KING』がルネこだいら・レセプションホールで行われた。2年連続開催となった今回は、FC東京のオフィシャルショップなども手掛けるユーロスポーツが協賛し、会場にはグッズブースなども設けられた。

 FC東京の応援番組『FC東京ビバパラダイス』などでリポーターを務めてきた“FC東京フリークタレント”橘ゆりかがMCを担当し、プロキャリア15シーズン目を迎えたベテランと、リオデジャネイロオリンピックの主力としても活躍した注目ルーキーの“軽妙なトーク”をアシスト。平日夜に開催された限定イベントに詰め掛けた135名のファン・サポーターは、そんな2人の掛け合いを楽しみ、有意義な時間を過ごしていた。

 FC東京は、24日にホーム味の素スタジアムで行われる天皇杯の準々決勝、川崎フロンターレ戦が控えているが、今シーズンのJ1リーグは年間9位に甘んじたものの、2012年以来となるAFCチャンピオンズリーグ(ACL)に出場した。羽生は「リーグ戦に関しては悔いが残っていますが、ACLに出場することができて良い経験ができたと思います」と話し、一方の室屋は、「プロ1年目で初めての経験がいっぱいあったので楽しかったですね」とシーズンを振り返った。

 続いて、2人が今シーズンで思い入れのある試合を紹介。室屋は、2ndステージ第2節(7月9日)、J1デビュー戦となったヴァンフォーレ甲府との試合をピックアップすると、「あまり緊張しないタイプなので緊張はなかったんです。でも絶対にレギュラーになりたかったし、まずはこういう初めての試合で勝つことが大事だと思っていたので、(1-0で)勝てて良かった」と、当時の心境を語った。

 羽生は、篠田善之監督の初采配となった2ndステージ第6節(7月30日)、アウェイでのアルビレックス新潟との一戦をピックアップ。「ここで勝てないとまた自分たちを信じ切れなくなるかもしれないし、篠さんも、あとから聞いたらすごく大事にしていたという試合でした。勢いでも何でもいいから結果を出したいという気持ちが伝わってきたし、そこから3試合をすべて取って、篠さんはすごいなと思いましたね。それまでは、(ヘッドコーチだったこともあり)篠さん、篠さんって、何ならちょっとイジっていたりもしたので、距離感が難しかったと思います(笑)。でも、それを篠さんの中でうまく消化してくれて、結果に結び付けてくれました」と、チームにとっても、大きな意味のある一戦だったことを明かした。

 イベントはここから質問タイムに突入。来場者から事前に募っていた「ロッカールームなどでの面白エピソードは?」の問いに答えたのは室屋。「かわいいエピソードがあって、前泊でアウェイゲームに向かうバス移動の際に、(中島)翔哉がスマホで動画を見ながら寝ていたんですよ。翔哉のプライベートとか全然、分からないじゃないですか」と語り始めると、「一緒に(リオ五輪で)ブラジル行ってるのに、プライベートは仲良くないんだね」と羽生がツッコミ。「それは違います、語弊があります(笑)」と室屋が話を続けると、「何を見ているんだろうって気になって寝ているところをのぞいたら、YouTubeで『クレヨンしんちゃん』を見ていたんですよ。めちゃくちゃかわいいなって、母性本能がくすぐられました(笑)」と裏話を披露。会場は大きな笑いに包まれた。

 室屋はほかにも、「今年、最大のニュースは?」の問いに、「結婚式の……お騒がせしました」と、吉本一謙から届いた結婚式の招待状の返信の際に冒した“痛恨のミス”を自ら掘り起こした。この話題はマナーを知らないルーキーの珍事として、選手のSNSを通じて広く拡散された話だが、「文武両道キャラでやっていこうとしていたのに、やらかしました……」と、またしても会場の笑いを誘った。

 今回のイベントは質問タイムがメインとなったが、届いた質問のおよそ8割を羽生が室屋へ丸投げするという奇妙な展開。この先輩からの無茶振りに苦戦しながらも、のらりくらりとトークを続けていく室屋と、そんな後輩を面白おかしく掘り下げる“トーク番長”羽生のやり取りは、見事にハマっていた。

 もちろん、真剣な話題もあった。「“ヤバい選手”は?」の問いに答えた室屋は、「モリゲくん(森重真人選手)ですね。あんなにうまいCBは見たことがない。いつも隣にいますが、めちゃめちゃ頼もしい」と明かした。また羽生は「翔哉は真似できない」と意外な人物の名を口にした。「練習でも試合でも、あのゴールへの意欲は、あそこまでいくと、もう文句は言えないなと。こっちに出せと言っても自分でいきますし、(平山)相太なんてもう完全に待ってるのに、翔哉で終わらせちゃいますからね(笑)。それで決めることもあるし、やりすぎて外すこともありますけど、あの感じは真似できないし、すごいなと」と語り、「良し悪しは別ですけど」と付け加えた。

 質問タイムの最後は、24日の天皇杯に向けて、それぞれ意気込みを語った。

「僕自身は川崎戦は初めてですが、今年は2回とも負けていて勝ちたい気持ちが強いですし、僕はケガで今年のACLに出られなかったので、川崎に勝って勢いに乗って優勝して、来年は自分もACLに出たい。その意味でも、絶対に勝ちたいです」(室屋)

「絶対に元日にいきたい。なぜかと言うと、リーグが終わってからここまでが長すぎて、もし天皇杯がなければ休めたわけじゃないですか(笑)。それで、ここで負けるというのは一番、意味がないんです。この1カ月はモチベーションが難しい中でも、篠さんはめっちゃ練習を課してきましたから、結果を残さなかったら、『この1カ月は何だったんだ……』ってなりますから。きっと、成が決めてくれるでしょう」(羽生)

 その後、プレゼントタイムを実施。室屋は、リオ五輪の時期に愛用していたスパイク、羽生は昨シーズンに実際に着用していたユニフォームを提供し、当選者と一緒に記念撮影をした。

 そして最後にイベントを締めた羽生は、「お金を払ってこういう場やスタジアムに足を運んでくださっていることを噛み締めながら、やらなくてはいけないと思っています。お金を払った甲斐があったと言われるようなスタジアムの雰囲気をつくりたい。今年は残念ながら、来場者数が1試合平均4,500人も減りました。俺らが勝たなきゃいけないですし、お金に見合ったプレーをすることがプロの仕事ですから、勝利という形で届けられるように頑張ります。引き続き応援よろしくお願いします」とベテランらしいプロ意識を感じさせるコメントを残した。

 そして羽生と室屋は会場出口へと移動し、来場者をハイタッチを交わしながら見送り、およそ90分間のF.C.TOKYO NIGHTはこうして、大盛況のうちに幕を閉じた。

文・写真=本田好伸

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